
さて、久しぶりに・・・
電池交換シリーズ行ってみよう!(いかりや風)
とにかく備忘録。何年後かの自分のため、ということで、ちょこちょこと機材のことを書いてブログにしているのですが、
なんと先日、おいどんのRoland D-50の記事を読んで、ご自分でリペア・メンテナンスをされたという方から感謝のメールをいただきました!
こうやって書き残しておくことで、どなたかの一助となれたなら幸いです。
なお当ブログを参考にされる方は、あくまでも自己責任でお願いいたしますね。
基盤にさわるときは、この時期は静電気に気をつけたほうがいいですよ〜
で、おいどんの大好きなRoland SDE-3000です。
1981年に発売された初の国産デジタルディレイがSDE-2000。
1982年にKORGからSDD-3000が発売され、
そのあと1983年に発売された上位機種がこのSDE-3000です。
どうでもいいんですが、RolandさんとKORGさんで品番が紛らわしいんですよね笑。
っていうかこの時代は、まだCDとかない時代ですよ?
開発をされた池上さんは、現在はBOSSの社長さんです。(楽器業界プチ情報)
VAN HALENやSTEVE VAI、そのほかブラッドショウさんのラックによく入っている名機中の名機なのでもはや説明不要でしょうが、
おいどん的にはレッド・ウォリーアーズのシャケさんがレベッカ時代に使っていたのが特に印象に残っております。
これなんですよ!
深くかかってるんだけど、どこかさらっと上品なモジュレーションの感じ。
イントロのディレイと中間部で違うプリセット使ってますね。
シャケさんのセンスはほんとに素晴らしいです。
KORGのSDDシリーズと、またちょっと違うんですよね。KORGの方が太く、こってりなイメージです。
もちろん設定でどちらも同じ感じにはできるんですが、なんとなくのイメージです。
こってりなKORGも大好きですが、S/Nも良く、さらっとしてるのがRolandらしさかと。
ただ同じRolandでも、SDE-2000とSDE-3000でもまたニュアンスが違うみたいです。
SDE-2000は触ったことがないのでわかりません。
SDE-3000は、L'Arc〜en〜Cielのkenさんのラックにもいまだに入ってますし、
巨匠・ジョージリンチもまだ使ってるみたいですね。
コメントを読むと、どうやら450msと225msで3WAYで出してるみたいですね〜
さて、そんなSDE-3000ですが、残念ながらMIDIはありませんが、前面のスイッチでプリセットを8つ呼び出すことができます。
で、その電池が切れてしまったのでさくっと交換しましょう!!
しかし80年代の最上位機種ということで、ものっそいしっかりした作りになってまして、分解もちょっと面倒です。
裏のビスを外して、後方へスライドして外さなくてはいけません。


っていうか何この電池!笑。
CR-1/3Nというヘンテコなのがついております。
しかも電池がハンダ付けされているのはだいたいこの時代そうなんですが、さらにその上に二階建て構造でメモリが乗っかっております。
これも外さないといけません。面倒くせえなコノヤロウ笑。
この時代は、電池が切れたら全部メーカー修理というのが常識だったんでしょうね。
まあプロ用のスタジオ機材ですからね〜
電池は3Vということで、CR2032にしちゃいましょう。
手元に電池ホルダーがなかったので、しかたがないので錫めっき線で直付けしました笑。

あとこのスイッチの四角いプラスチック部分が押してもたまに戻ってこなくなってたので、分解して綿棒で掃除して、グリースを塗ってごまかしてあります。

そんな感じで無事終了ですだ〜
Roland SDEもKORG SDDも両方持ってますが、それぞれに味があり、ニュアンスが違うんですよね。
どっちも大好きです!

そんな感じでディレイ好きをこじらせると、こういう面倒くさいことになりますからご注意ください笑。
ライブ前は、家でセットリストをひたすら通して立ち稽古するんですが、
何周もしてるとどうしても飽きてきてしまうので、そんなときはパッチベイでディレイを切り替えて
今日はRolandの気分だな〜とか言いながら楽しく稽古をしております。
いつかライブて使いたいなぁ〜
さてそんな感じで、ちびらりの次はAZRAELモードです!

なんとBLINDMANさんとご一緒です!
他にもたくさんの熱いバンドさんとの共演を、今からめっちゃ楽しみにしております。
なにげに日帰りもできますからぜひ!
さらに詳しくはこちら
- 2019/03/08(金) |
- ギター・エフェクター
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