AZRAEL「MOONCHILD」をご購入いただきました皆さま、本当にありがとうございます。
ちびらりは思うところありまして、あえて流通にのせず手売りしかしておりませんので、
今回ブラックリステッドレーベルからCDを販売するのって、おいどんにとっては実は初めてだったんですよね。
皆さんが楽しんで聞いていただけているようで、とても嬉しいです☆
メロスピとか、メロハーとか、いろんなジャンルの表現があって全然良いんですけども、
おいどんはちびらりもAZRAELも「ヘヴィメタル」だと思ってやっております☆
ただ「ヘヴィメタル」だと漠然としすぎてるかもなので、あえて言うならば
ちびらりは女帝さまの歌唱を活かした日本語歌詞の歌謡曲ちっくなメタル、
アズはアキラさんの歌唱を活かした英語歌詞のメロディアスハードロック/メタル、という感じでしょうか。
おいどんが思うにヘヴィメタルって、
「メンバー全員がピュアな情熱をぶつけあって演奏する世界一熱い音楽!」なのかなと思っております。
そして、そこには信念があり、様式美=美学があるのです。これがメタルだと思います!
よくメタルとプロレスは共通項が多いなんて言いますけど、こういうところなんじゃないかなと。
おいどんは、そこに惹かれてしまったんですね。
情熱の火花で音楽を作るんですよ!
めっちゃ熱いじゃないですか!
そして、またまたおいどんの主観でモノを言わせていただきますが、
エレキギターは、世界で一番ピュアな情熱を表現できる楽器なんです!
エレキギターメーカー勤続20年のオレが言うんですから間違いない!笑。
ピアノやバイオリンは何百万円もしますし、一流の先生について何年も修行しなきゃ一人前になれません。
しかしエレキギターは安けりゃ1万円で買えて、どんなアホでもアンプつないでカッコ良ければそれでOK!
そもそも、いきなしギャーン!てめっちゃ歪んだ音なんですよ?
こんな楽器他にありませんよ!
理屈抜きでめっちゃ熱いじゃないですか!
そしてその音は、弾く人のタッチで、めっちゃいろんな感情をダイレクトに出せる楽器なんです。
チョーキングで魂を揺さぶるのも、
泣きのプレイが出来るのも、
熱いピッキングハーモニクスが出せるのも、
世界でエレキギターだけです。
だからその1万円のギター1本でも、頑張れば何万人のスタジアムを揺らす事が出来ます!
その、世界で一番熱い楽器であるエレキギターのサウンドに乗せて、ボーカルが叫び、ドラムとベースが全力でギターを支える。
そう、もうおわかりですよね?
ハードロック / ヘヴィメタルとは、エレキギターが最重要楽器なのですだ!
エレキギターが入ってないシンセとかピコピコ音のみのヘヴィメタルは存在しません!笑。
だからこそ、ヘヴィメタルはバンドじゃないと感動しないんですよ。
ボーカルと、あとはバックバンドの雇われ気分で楽譜通り演奏してるサポートメンバーというんじゃ、
絶対にすごい瞬間は生まれないです。
メンバー全員が、それぞれの熱い思いを音に乗せて曲を演奏し、
ピュアなハートをさらけ出し合って、ぶつけ合って火花がバッチバチと散るからこそ、
ものすごい瞬間が生まれるんです!
その、「ものすごい瞬間」こそが、ここまでいろんな人の心の拠り所になるヘヴィメタルの神髄なのかなと!
あっ!すいません、また熱くなりすぎました笑。
おいどんの人生については「あっきー物語」に、たくさん書きましたが、
一言で言うと、すっごい暗い少年だったんですが、
メタルに出会い、ハートがガンガンガンガン高鳴ってどうしようもなくなり、
自分もギターをやってみたい!と思ったところから、人生が明るく、前向きに変わったんですね。
ヘヴィメタルとエレキギターに人生を救われた、とも言えると思います。
それが1988年のことでしたから、2018年は、それからちょうど30年経ったということなんですね。
ギター人生の30年の節目に、このアルバムが出せて本当に良かったなぁと思います。
今年は人生で最も悲しいことがありました。
しばらく何もする気も起きなかったし、何も考えられなかったです。
でもしばらくして、、、気がついたらやっぱりメタルを聴いてましたね笑。
人生の最悪の時に、本当に、本当に音楽に癒されましたよ。
何も考えられないくらいの精神状態のときって、
ただひたすら爆音で大好きなメタルを聴いて、
余計な悲しい感情とかはどこかにしまってしまって、
もうとにかく、全身全霊、メタルのその世界にひたりきるのって、
本当に癒されますよ。
そして、やっぱり気がついたら、ギターを手に取っていました。
ギターに、本当に癒されました。
ギターで自由に、感情のままにプレイすることで、ほんとに癒されます。
ギターやってて、ほんとよかったなぁ。
そして横を見たら、バンド仲間がそっと支えてくれました。
ライブをやったらそれを聴きに来てくださるお客様がいてくださることに、本当に感激しました。
そして、いつもそばで支えてくれる家族に、あらためて感謝の気持ちを感じました。
今の人生があるのも、自分がギターに出会ったおかげだなぁと、あらためて思いました。
そういう自分の中にある喜怒哀楽すべての感情を、ギターのフレーズに乗せてレコーディングすることができたかなと思います。
このアルバムは一生忘れられないものになったと思います。
このアルバムを手にとっていただいた、全ての皆様に心から感謝いたします。
来年ライブ会場でみなさんにお会いできるのを、心から楽しみにしております〜(^o^)
- 2018/12/28(金) |
- 日記
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