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MAXON PDM-1 (復活?)

これまでさんざんブログに書いてきたように、

これまで電子工作について自分なりに勉強に勉強を重ね、ここまでやってまいりました。



その道のりはまさに、



トライアンドエラー!



サーチアンドデストロイ!



試行錯誤に時代錯誤!



その繰り返しでございました。





まさに長嶋茂雄監督おっしゃるところの「失敗は成功のマザー」という名言がピタリと当てはまるかのような、




そんな苦難の歴史でもありました。




最初は中学の技術家庭で習った程度のハンダ付けしかできなかった自分が、

シールドを自作したり、ギターのピックアップ交換などで修行を積み、

やがて簡単な歪み系エフェクターなどを自分で作れるようになり、

今こうしてシンセサイザーやギターアンプやエフェクターなどを、なんとか自力で修理することが出来るようになりました。








おいどんは思うのです。




人は何歳になっても、学ぶことが出来ます!








と、同時に、もう一つ思うことがあります。





ブログに書いておかないと、すぐに忘れる!笑。






現に、ついさっきも、「あれ?マーシャルアンプのスクリーングリッド抵抗って、オレやってたっけ?」と突然心配になり、
大至急検索したらまたやっぱり自分のブログが出てきて、「ああやってたよよかった〜!これで真空管への負担も軽減されるはず!」と自己満足していたところなのです笑。

そして、いつでもネットでいろいろな情報を得られることに感謝の意を込めて、僭越ながら自分の実体験も情報共有させていただきたいなと。



そんな思いを込めまして、またまた修理ブログです☆









まあそんな感じで、


いろいろやってきまして、


それなりの修理実績をふまえて、







つ・い・に!




時は来た!!!








ということで





2008年に壊れたまま10年も放置していたこの子を、いざ修理ですだ!


1_20180417112530694.jpg


以前のブログはこちら








MAXSON PDM-1 モジュレーションディレイ


壊れてしまったので10年前にメーカーに出したら、あまりにも古い機種なので修理不可能と戻ってきてしまったのでした。。。


仕方がないので、tc.electronicのG-FORCEとか、DIGITECHのTSR-24のラックで代用してました。

最近ヴィンテージマーシャルに目覚めてからは、アナログの良さを求めて70年代のMXR FLANGERを愛用しているのですが、

フランジャーフェチの自分としては、このMAXON PDM-1は、どうしてもコレクションしておきたい名機です。



もともとおいどんが高校生のとき、一緒にバンド組んだ友達が使ってて、

うわ〜すげえなぁ!いいなぁ!と思ってたんですが、

当時でも2万円以上してた高級機種で欲しくても買えませんでした。



そのあとLUNA SEAのSUGIZOさんが愛用して、いつのまにかものすごいプレミアになってさらに買えなくなりました笑。




このLUNA SEAのSLAVEという曲のド頭イントロ、
まさにこれが、まごうことなきMAXON PDM-1のフランジャーサウンドです。





じゅわ〜〜〜とジェット音をあげつつ、ほげぇ〜〜〜ってうねりながら駆け上がっていく、


このサイバーなジェットサウンド、これぞ、まさにPDM-1なんです。





VAN HALENが愛したあのアナログならではの熱風ハリケーンのようなサウンドは、やはりMXRの方にあります。

しかしこのデジタルならではの無機質で湿度のある、うねりをあげて舞い上がっていくサウンドはPDM-1なんですね。

どちらも甲乙つけがたいです。








さてさて、前置きが長くなりましたが、

壊れてしまったPDM-1、症状としてはディレイ音は出るのですが、

フランジャー設定にすると、ピーというノイズになってしまう、という状態です。




ディレイ音は普通に出るので、なんとか治せそうな予感はあります。





とりあえずプリセットを工場出荷時にする、リセットを試みます。




VALUEの下ボタンを押しながら、アダプターを接続。


ダメですね。


では、こういうビンテージの古い機材を修理するときの、自分なりの手順に従って、順次作業していきます。




まずは三枚におろします。

2_20180417112532ab9.jpg



そして、なにはともあれ、まずは



【第一項】ハンダ割れのチェック!

基盤のハンダをすべてチェックして、ハンダ割れ、ハンダクラックを徹底調査します。


以前、Digidesign PROCONTROLを修理したときも、これがポイントでした。

HANDA.jpg

このように割れてると電気がうまく流れずトラブルになります。

また、ハンダの山も

テカリがあって、富士山のようにもっこりしてるのが「良いハンダ」

テカリがなくて曇ってて、なんだか元気なさそうなのが、「あやしいハンダ」です。


何事も、

シンプルで美しくて元気良さそうに見えるものは、良いもの。

ごちゃごちゃして汚くて元気なさそうに見えるものは、悪いもの。

電気の世界でも同じなんですね☆




というわけで、あやしいところを再度ハンダして美しく補強していきます!


基盤に熱を与えないように、少しずつ、ささっと、やりましょう。


あと、ダイオードが壊れてないかもチェックしときましょう。

ダイオードは電流を整えて一方通行にするものです。
テスターで計測して順方向で0.6Vくらい、逆だとつながらない、というのが正常。

調査したところ、ダイオードは問題なさそうです。



さて次です!



【第二項】電解コンデンサの全交換!

マーシャルアンプの時も書きましたが、電気を蓄えて交通整理をしてくれる電気コンデンサは、他のパーツに比べて寿命がかなり短いのです。しのごの言わず、問答無用で全交換です!


8_201804171141052c0.jpg


電解コンデンサは、このような筒状のパーツです。この横に10uf / 16Vとか、書いてあります。
ざっくり言うと10ufというのは電気を蓄える量のこと。

16Vというのは、そのボルトまでは耐えられるよということ。
この10ufなどの数字、単位が同じものを、秋葉原で買ってきて、交換するのです。
ちなみに電解コンデンサには、極性があり、基本的にはマイナス側に黒い線が書いてあります。(例外もあり)

秋葉原の千石電商とか秋月電子とかのパーツ屋さんに行けば、この電解コンデンサたくさん売ってますから、同じ数字のを適当に買ってくればよいです。

オーディオグレードというのもあるのですが、ピュアオーディオの世界と異なり、ギターのエフェクターの場合にはオーディオグレードが必ずしも好みの音質ではない場合もあるのが、これまた面白いところですね。

ある種の雑味があった方が、音のコクになったりもするみたいです。
ですが、とりあえずオーディオグレードしか見つからなかったので、今回はオーディオグレードのにしてみます。


あとついでに内蔵電池も交換。
定番のCR2032です。



ハンダ付けで要注意なのは、ハンダコテを当てすぎて熱くさせすぎないことです。

基盤には熱に弱いパーツがたくさんありますので注意です。


イメージとしては、パッと数秒ハンダコテあてて、ハンダ吸い取り線でじゅわっと吸い取り、パッと取り付けが理想です。


古いハンダはなかなか溶けにくいので、あらかじめ新しいハンダを少し流しこんで誘発してやるとやりやすいかもです。


細いハンダこてで、じーーーーーっと当てるより、太めの熱いハンダでさくっとやる方が上手くいくかもしれません。





さて、そんなこんなで、電解コンデンサ全交換完了!



777_20180417153246485.jpg


3_201804171125334df.jpg




そしてもう一度工場出荷時にリセット!











お?



治りました!





が、ちょっと不安定、、、




しゅいーーん、、ひーーん、、と途中でウネリがおかしくなってます。




ある程度は治ったんですが、まだパーフェクトというわけではないようです。










はい次!




【第三項】オペアンプ交換!

あんまり多くはありませんが、オペアンプも過電流とかでダメになる場合があるようです。

ですので、ひとつひとつ交換してみましょう。

基盤上にあるオペアンプの、全く同じ型番が手に入ればいいんですが、

時代が経ち過ぎていて生産完了の場合には互換するものを探さなくてはいけません。



で、とりあえずてはじめにJRC062D(赤矢印)を交換してみたところ、



7_20180417112535044.jpg










うーん、、、治ったり、治らなかったり、、、やはりまだ不安定。。






やっぱり、たまにおかしい挙動になります。





さらにそのお隣のMITSUBISHI M5218をNJM4550に交換してみましたが、これは違うみたいだなぁ、、、


ディレイタイムが速くなってしまう。しかもディレイタイムが変えられなくなってしまった!
まあディレイとしては使わないからいいけど、、、

そこで別のところのミツビシもNJMにして、

ここにその交換したミツビシを入れ替えてみよう、、、







とかいろいろやってたら、









なんとなく治りました!!!笑。







もう古い機種なので、特定の箇所が原因というよりも、

いろんな電解コンデンサとかオペアンプとかハンダ割れとかの複合的な要因だったのかもしれませんね。



フランジャーの揺れが不安定なのはオペアンプが怪しいかもです。

写真撮るの忘れましたが、
オペアンプはソケットで交換できるようにしたので、
なんだかフランケンシュタインみたいな配線になってます笑。




まあこんな感じで、

ちょっと経過を見つつではありますが、、、





とりあえず





ウネリながら駆け上がっていく、ジェットサウンドが、なんとなくではありますが10年ぶりに復活!!!








せっかくだから、こんどのAZRAELのライブでも使いたいなぁ!!!








しかしライブで使うにはトゥルーバイパスじゃないので音が劣化するので、ループに入れるしかないなぁ。。。








というわけで、、、







自作でループを作ってみました!!!





こんな感じです。


3_20180430145105205.jpg


2_2018043014510433d.jpg


1_20180430145103ffa.jpg




もう、MAXON PDM-1にしか使えない、専用の1ループです!笑。



省スペースで作らなくてはならないため、プラグは日の出製作所のものを使ってみました。





もう少し様子見て、いけそうだったら、AZRAELの次回ライブで使ってみようと思います〜(^○^)












2_20180305154313381.jpg



なお、AZRAELの次回ライブはソールドアウトになってしまったそうなので、、、汗




当日券もあるのかもしれませんが、、、




またNEW ALBUMが発売したらあらためてライブをすると思いますので、そのときまたよろしくお願い致します〜




チケットお取り置きしていただいた方、ぜひ会場で大盛り上がりしましょうね!!!
  1. 2018/05/08(火) |
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