あっきーブログ

電池交換祭

さて、一部のギターマニアな方々からすこしだけ反響をいただいているこの企画!

2017年、シンセサイザーRoland D-50の掃除と電池交換から始まったこの企画。。。

思い立ったら吉日、ということで、手元の機材を次々に電池交換していくことにしました!



まずはおいどんが高校生の頃買った、ZOOMの9030!

初めて買ったラックエフェクターです。ハーフラックなのがカッコよかった!!!

とにかくいろんなエフェクターがいっぱい入ってて、マルチエフェクターってすげえ!って感じで嬉しかったんです。



中でも画期的だったのが、


BOMERとかいう謎のエフェクトが搭載されており、

その名の通り、

ギターを弾くと、ピッキングと同時にちゅどーん!と爆発音が鳴るという驚愕のエフェクターでした!!!笑。


コチラの想像の遥か5万年くらい先を行ってるエフェクターで、現在でも使いどころをまだ発見できておりませぬ。。。笑。

なにげにミックスとかもいじれたりして、、、
もしかして使えるかも?って一瞬思ったんですが、
「ごめんやっぱりないわ〜!」っていう気持ちにさせてくれる素晴らしいエフェクトでした笑。


歪みとかは当時のZOOMさん頑張ってはいたんですが、いかんせんイマイチで、BOSSのDS-2と組み合わせて空間系専用で使ってました。


いつかBOMBERが使いこなせるギタリストになりたいです。。。



さ、さて、では電池交換をば。。。




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この頃のZOOMさんは、現在の私の経験と知識から正直に申し上げますと、まだまだ音質クオリティ面ではトップクラスではありませんでしたが、いやはや現在ではもうほんとに世界トップクラスと言って全く問題ないハイクオリティの製品をリーズナブルに提供し続けてらっしゃいます!

斬新な発想力と、素晴らしい技術力!!!

日本が世界に誇るエフェクターメーカーさんでございます!!!



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というわけで、先日ご案内したスーパー電池交換システムで、さくっと電池交換いたしました☆








さあお次は、、、おいどんが生まれて初めて購入したラックプリアンプ!

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Digitech GFX-1です。


こちらも先日ご紹介したMarshall JMP-1と同様、「ADA MP-1に対抗してみよう」シリーズです笑。

しかも特徴としては、チューブを搭載しているのにプラスして、Digitechならではのマルチエフェクトも搭載!
専用フットスイッチにプリセット名も表示できるのが最高でした☆


音もなかなか良い感じで、SATUATIONという項目があってコレをマックスにすると、けっこう真空管のニュアンスが出て良い感じの歪みになります。


JMP-1を手に入れるまでは、コレをメインに使ってましたね。


このプリアンプ、そのむかし、90年代にギターシンセを多用していたリッチーブラックモア大先生のラックにも一瞬入っていたことがありました。

RITCHIE.jpg


この画像をよ〜く見るとFLANGERのプリセットになっているようです。。。

このFLANGER、、、お世辞にも高品位とは言えないんですが、、、汗。。。


隠し味的に使ってたんでしょうかねぇ。



で、電池交換しようと開けてみたら、、、

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なんじゃあこりゃあ!!!


4.5Vの四角い電池が搭載されているっ


これはオールドのMacintoshとかでも使用されていた特殊な電池で、ちょっとなかなか手に入りません。

というわけで、プリセット保存ごときに4.5Vも要求してんじゃねえよ!っということで、問答無用で3Vの2032に変換いたしました笑。

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動作確認しましたが、3Vでぜんぜん問題ないようです。

でも20年以上、よくプリセットを覚えていてくれました。。。感動。。。


なお、この子はチューブの歪みの音は温かみがあってすっごく良いんですが、

搭載エフェクターの音質はちょっとショボいのが残念でした。。。

特にコーラスはほんとショボイ・・・笑。


ただ、ディレイ、コーラス、コンプもあって、コレ一台で、なんとかなるっちゃなるので、けっこう便利でしたね☆








続いて同じくDigitechのTSR-24!
画像のいちばん下の子です。

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この子は空間系エフェクターとしてはとても優秀でしたね〜

tc.electronicのG-FORCEに負けないくらい☆


アルゴリズムでディレイをいくつも連チャンで使えたり出来たりして、とても面白かったです。

中身にDSPを追加搭載することでTSR-24Sと同じにバージョンアップ出来たんですが、ついにそのチャンスはないまま、、、tc.G-FORCEがあればもうそれでOKということで、引退となりました。

一時期ちびらりのライブでFLANGER専用で使ってたこともありましたな。
FLANGERはG-FORCEよりこっちのがエグくて良かったんですよ!


さて、中身を開けてみますか・・・


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なんじゃあこりゃあ!!!




電池がない・・・




まじか?



ほんとに???




と思ったその瞬間!



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ココにあった!!笑。



回路が複雑すぎて基盤一枚で入りきらず、こんな二階建て構造に。。。設計者の苦心が見えますね。。。笑。



たしかこのディレイはPERSONZの本田さんが長く使ってたはず。
90年代を代表する名機と言って良いのではないでしょうか。







さて、お次はROCKTRON INTELLIFEX!!!



画像の下から2番目です。



これはもう、たいへん長らくお世話になりましたね。


G-FORCEを手に入れるまでは、
90年代はJMP-1とINTELLIFEXのゴールデンコンビでよく頑張りました!


特にダッキングディレイと言って、弾いているときは小さめディレイ音で、弾き終わるとディレイ音がスムースに大きくなる機能があって、これがとても秀逸でした。

またコーラスもアメリカ的なこってり風味で、特に8 VOICEコーラスは、この子にしか出来ないとんでもない甘さのアメリカンキャンディのような味の濃さでした。

あとROCKTRONの伝家の宝刀のHUSHもなかなか良かったですなぁ☆


しかし、やっぱり全体的に味付けがアメリカンなんですよね。
音の空間の湿度。。。モイスチャー成分がもう少し欲しい。


スピルオーバー機能もないし。。。


tc.G-FORCEを導入して、あの北欧のひんやりした湿度のある残響音に魅了されてしまってからは、現役引退となりました。


ってことで、


いざ電池交換をば。。。



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なんじゃあこりゃあ!!!




これも電池がない・・・




しかも二階建てでもない。。。







こんなときは、、、


大至急!!!




代理店の日本エレクトロハーモニクスさんに電話!!!笑。





なんとINTELLIFEXとか、ROCKTRONの一部の機種は、揮発性メモリで電力入らずでメモリーしているのだそうです!!!



すげえっ!!!



これにはビビりました。


このインテリフィックスこれが初期型でSIAM SHADEのDAITAさんも使ってましたね。

このあとインテリフィックスオンラインとかいろいろなバージョンが発売されたんですが、なぜか初期型と音が違ってしまってたんですよねぇ。
さらに進化したXPRESSIONというのも一時期使ってたんですが、どうしてもRocktronというと、この初期型インテリフィックスに戻ってきてしまうのです。


20年以上前のエフェクターですが、これからも大切に使って行きたいと思います。


ずっとギターを弾いて歳を重ねて行くと、
ガムシャラだった当時に一生懸命バイトして買って弾きこんだ機材たちが、気がつけばビンテージみたいになってたりして感慨深いですね。

久しぶりに音を出してみると当時の思い出が蘇ってきたり。

ほんとに、エレキギターって素晴らしいですね☆






  1. 2018/01/22(月) |
  2. ギター・エフェクター

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