あっきーブログ

あっきー物語#13

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛するが好きな女の子のタイプは安田美沙子ちゃんで初めて好きになったアイドルは南野陽子さんですなんとなくわかるでしょ?あとやっぱり中森明菜さんは憧れでした超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++



<あっきー物語#13>






そしてついに、鹿鳴館の日が来た!!


揃えたばかりのピカピカの中古のドラムと、ベースアンプ、ギターアンプ、

そして、、、ありったけの夢を、機材車に積み込んだ。




もちろん機材車なんてなかった。。。

その機材車には、豊川くんのお父さんが経営している会社のロゴマークが大きく書かれていた。



みんなでワイワイ大騒ぎしながら、目黒へ向かった。




目黒の坂を降りて行くと、そこに、、、聖地があった。





バンドとして中に入れるだけで、光栄だった。





みんなでドラムセット、ベースアンプ、ギターアンプ、そしてキーボードを運び込んだ。



ついにオーディション開始!!!



まだローンを組んだばかりで一銭も払ってないばかりか、

本当に返せるかどうかオレにも誰にもわからないオレのラックシステムとギターアンプが

最高の音を出した!!!



バンド一丸となって、一生懸命演奏した。






演奏後、鹿鳴館の二階のPA席に呼ばれた。


本当に緊張した。


今でも、あの狭いPA席を覚えている。




結果は、、、合格だった。


信じられなかった。何度も落とされるものだと思っていた。

メンバー全員で抱き合って喜んでいると、、、




「えっと。合格だけどさ・・・」



だけどさ・・・???


さあ待ってましたの大ダメ出し!!!

「おまえらまず演奏ぐちゃぐちゃ!」(はいその通りです)

「まるでサークルバンドみたい」(はいその通りです)

「ステージに立ったらつま先から髪の毛の先まで全部見られると思え!」(本当にすみませんでした)

「アマチュアだろうが何だろうが、金とってライブ見せてんだったらプロと同じだ!もっと見せるという自覚を持て!」(本当本当にすみませんでした)

「オマエらこの曲で客をどうしたいんだ?踊らせたいのか?泣かせたいのか?叫ばせたいのか?頭振らせたいのか?何がやりたいんだ???」(本当に本当に本当にすみませんでした)



と、ものすごいことをバシバシ言われたけれど、メンバー全員で泣きながら聞いた。



こうして、とりあえず月に一回、鹿鳴館でライブをやらせてもらえることになった!!!



ライブをやらせてもらえるようになったけど、さっぱり動員は増えなかった。



でも、とりあえず前に進むしかない。ひたすらライブをやり続けた。



鹿鳴館と、池袋サイバー、四谷フォーバレー、恵比寿ギルティ、渋谷テイクオフセブン。



ライブブッキングは豊川くんの担当だった。


彼がいろんなライブハウスに
「便所でもいいからライブやらせてください!」
と言って新しいブッキングをとって来てくれるのだ。



オレはひたすら曲を作った。
自分が思う良い曲を。そして他のバンドにはない要素を持った曲を作ろうとした。
考えれば考えるほど難しい作業だ。どんな曲がいいんだろう?
ASTRALというバンドの魅力はいったいどこにあるんだろう?

曲だけでなく、MCも面白おかしくいろいろ試行錯誤した。
カモシダコーナーに習ってあっきーコーナーというMCコーナーを作ってもらい、オレの軽快なトークでお客さんを笑わせるコーナーも出来た。

そういう試行錯誤をして苦しんでいる時期に、伊達くん、いや海ちゃんはよくライブを見に来てくれていた。



そしていつも遠慮なく、客観的な意見をオレにぶつけてくれた。



時には厳しい言葉もあった。

でもそれがすごく有り難かった。



社交辞令の「今日良かったよ~!」なんて言葉は、オレは聞きたくなかった。

海ちゃんは邦楽洋楽問わず幅広いジャンルの音楽を聴いていて、豊富な知識に裏付けられた彼の意見はいつも的確だった。

サークルとは全然関係ないバンドなのに、海ちゃんはいつもオレたちを応援してくれていた。









そんな中、豊川くんがバンドコンテストの話を持って来た。

全国大会があって、埼玉の予選のテープ審査が通ったという。

オレたちは川口モンスターというライブハウスに行った。

埼玉の最終予選で、これに優勝すれば全国大会に行けるという。


オレたちは"SCENE"というバラード曲で勝負することにした。
うちのバンドはやっぱりボーカルが全てだ。ボーカルの豊川くんが最も引き立つ曲。
それがこのバラードだった。

いざ埼玉の最終予選!!

出演バンドの演奏が始まった。



最初のバンド。



ドラムの人が、、、




黒人さんだった。。。














えーと。



もしもし豊川くん???





ドラムの人、めっちゃ黒人さんみたいだけどこれ大丈夫???





とりあえず、めっちゃグルーヴィなんですけど???






豊川くんは、言葉を失っていた。。。




うそーーーん。。。




埼玉だから大丈夫!って聞いたからここまで来たのにぃ。。。










その他にも、どう逆立ちしてもかなわないものっそい手練ぞろいの凄まじい埼玉予選であった。。。




まさに、埼玉恐るべし!!!である。。。





本番前にしてすでに、、、





心が。。。



折れていた。。。





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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

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