
おかげさまでちびらり 目黒ライブステーション公演が無事終了いたしました。
ご来場の皆さま、対バンの皆さま、そして主催のアントンさん、本当にありがとうございました。
今回はいつも以上にドタバタしてしまいまして、
ちびらりホームページが消滅したことに伴い、ライブの告知や、チケットの取り置きについてなど、
いつも応援していただいている皆さまに大変ご迷惑、ご心配をおかけしました。
本当に申し訳ございませんでした。
AZRAELではホームページ運営は基本的に私がやらせていただいておりますが、
ちびらりに関しましては基本ノータッチとなっておりまして、今回は
自分の個人サイトや
ツイッターで宣伝する以外、どうすることもできない状況でした。
今回、Yahoo!ジオシティーズのサービス終了にともなって、自分のバンドのホームページが突如として消滅したわけですが、
結論から言うと、やっぱりこの状況はものすごく不便だなあと、あらためて実感したわけです。
インターネットって、いろいろ問題はあるけど、やっぱり便利でよいなぁ〜と。
欲しい情報がスマホからすぐ手に入る時代。
これって、いまみんな当たり前だと思ってるけど、実はほんとにすごいことなんだよなあと。
ライブステーションのこの長い階段を機材を運んでいるときに、ふとそんなことを思っていたら、

昔の記憶がフラッシュバックして来たんですよ。
今と同じように、重いマーシャルを抱えて運んだあの日。
もう25年くらい前ですかねえ。。。(遠い目)
ビジュアル系バンドをやっていた当時。。。
当時はインターネットなんてありませんから。
ライブやったらアンケート用紙を配ってそこに住所と電話番号を書いてもらって、
後日みなさんに次回ライブのお知らせを一枚一枚ハガキで郵送するという。
今思うとすごい大変な作業でした。
当時のスタッフさんには、いまでも頭が上がりません。
バンドを応援してくれるお客さんが増えてくると、手書きで新聞みたいなのを作って、メンバーのおもしろ話とかを載せて会報みたいにして送ってたりもしました。
スマホなんてありませんから、ファンの皆さんはみんな「写ルンです」というインスタントカメラで、演奏しているうちらの写真を撮りまくってるんですよ。
ライブハウスのあちこちで、「じーーーーっじーーーーっ」と言うフィルムを巻く音がしているわけです笑。
そんで次回のライブのときに、「写真ができたよ〜」って見せてくれるんですよ。
なつかしいなあ〜
昔は、そのバンドが「どんなバンド」なのか、実際にライブに行くしかわからなかったんです。
だってバンドが出してる音源も、そのバンドのライブに行かないと手に入らないんですから笑。
とにかく、ライブを見て判断するしかない。そんな時代でしたよね。
それが今では、どんなバンドなのか、ホームページを見たら、動画で一発でわかるじゃないですか。
「あ〜こういうバンドなんだな」っていうのが、ホームページ全体のデザインと、動画のイントロの5秒くらいですぐわかる。
これはすごいことですよ。
そういう時代なんだなあと、しみじみと今回思いました。
ちびらりホームページがリニューアルされて復活するのを、おいどんも楽しみに待ちたいと思います笑。
思い返すと、
目黒ライブステーションは、鹿鳴館と並んで、昔からライブハウスの聖地でした。
とにかく憧れのライブステーションでライブがしたい!
そう思った我々ASTRALは、ライブステーションにデモテープを送ったわけですよ。
そう。
テープですよ?
みなさん知ってますか?
カセットテープを笑。
まだ自分らの正式な音源もお金がなくて作れませんでしたから、
ちがうライブハウスで演奏したときのライブのテープを、まずライブステーションに送るんです。
それを店長の松谷さんが聞いて、「よし。じゃあオーディションに来なさい」という話になるわけです。
で、通常のライブが始まる前の、平日とかのお昼1時くらいにオーディションをしてもらうんですよ。
とにかくライブステーションでライブができることが幸せで。
夢を膨らませながら機材を運び入れました。
この階段を、XやLUNA SEAも機材運んだんだなって。
で、憧れのステーションのステージで、全力パフォーマンスでオーディションを演奏ッ!!!
そして松谷さんから、いろいろと「ありがたいアドバイスのお言葉(ガチ説教)」をいただき、
それを泣きながら聞くという・・・
「オマエら、演奏グッチャグチャだけど、なんか勢いあるからとりあえず合格!」みたいな笑。
鹿鳴館に合格したときも嬉しかったけど、ライブステーション合格したときも嬉しかったですね〜
で、ライブをやらせていただく度に精算の時に松谷さんに「ありがたいアドバイスのお言葉(ガチ説教)」をいただき笑。
さらに打ち上げの席でもさらなる「ありがたいアドバイスのお言葉(ガチ説教)」の追い討ちがっ!笑。
でもそういうのが本当にありがたかったんですよ。
今は時代が違うんでしょうねえ。。。
おいどんはすごくいい時代だったなぁと思いますよ。
90年代は、ライブをしたら必ず打ち上げ!
しかも対バンさんもお客さんも、たいてい一緒に打ち上げしてましたからね。
いろんな先輩バンドと打ち上げをご一緒させていただいて、たくさんのことを教えていただきましたし。
あの当時、ライブハウスってのは、バンドにとって憧れの登竜門、そしてバンドを育てる道場でもありました。
ライブステーション松谷さんには、まだまだ若いバンドさんのために頑張っていただきたいです!!!
あと、あの90年代のライブハウスのかほりを、今だに色濃く残してるのは吉祥寺クレッシェンドの伊平店長ですね☆
時代の流れは色々あるとは思いますが、老舗ライブハウスの看板をこれからも掲げて行っていただきたいです!!!
目黒鹿鳴館については以前こちらで書いたことがありましたね。ちびらりの次回ライブはあいかわらず未定ですが、
今後もマイペースで活動できたらと思っておりますので、なにとぞよろしくお願い致します。
- 2019/07/08(月) |
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