あっきーブログ

あっきー物語#15

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛するが好きな女の子のタイプは安田美沙子ちゃんで初めて好きになったアイドルは南野陽子さんですなんとなくわかるでしょ?あとやっぱり中森明菜さんは憧れでしたところで最近ずっと韓国ドラマにはまっていますが「冬ソナ」よりも絶対に「秋の童話」がおすすめです超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++








<あっきー物語#15>




埼玉代表に選ばれたので、晴れて全国大会に進出が決まった。

決勝は渋谷ON AIR EASTだ。




このとき、海ちゃんも応援に駆けつけてくれた!




もう一度、オレたちは奇跡を起こそうと頑張った。














でも、、、残念ながらあの川口モンスターでの演奏を超えることは出来なかった。






結果は、優勝することはできなかった。。。




しかし、なんと豊川くんがベストボーカリスト賞に選ばれた!





すごい!すごいぞ豊川くん!!

オレたちメンバーは心から彼を祝福した。



彼はプロになる実力がある。もし、チャンスがあるならば、君はオレらを捨ててプロになればいい。



ふがいない演奏をしてしまったオレたちは、本当にそう思った。






ベストボーカリスト賞でステージ上に上がった豊川くんは、一度も笑顔を見せず、ずっと下を向いていた。




「たっちゃん!おめでとう!」






CD券の賞品を受け取って、ステージから降りて来た豊川くんに、みんなで声をかけた。




















豊川くんは泣いていた。


埼玉予選で優勝したときも、泣いてなかったのに。。。









オレは、豊川くんの涙を初めて見た。













「バカヤロウ!!オマエらと一緒にステージに上がれなきゃ、なんの意味もねえんだよ!!!」
























その日は、、、、








もうどうにかなってしまうんじゃないかというほど酒を飲んだ。







かつてない勢いで酒を飲んだ。。。












しかし、、、













飲んでも飲んでも、どうしても酔っぱらうことが出来なかった。







メンバーの手前、オレはずっと気丈にしていたつもりだったが、、、






帰りの電車の中で、涙があふれて来た。。。













ON AIR EASTの楽屋。今でも忘れられない。

未だかつて、あれほど緊張したことはなかった。






あれ以降も、人生にいろんな修羅場があったが、あれを超える緊張はない。

あのON AIR EASTを乗り切ったんだから、この困難なんてへっちゃらだろ!といつも自分に言い聞かせている。






大切な学生時代の青春の思い出である。




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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#14

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛するが好きな女の子のタイプは安田美沙子ちゃんで初めて好きになったアイドルは南野陽子さんですなんとなくわかるでしょ?あとやっぱり中森明菜さんは憧れでした最近ずっと韓国ドラマにはまっています超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++






<あっきー物語#14>



オレたちASTRALは大至急!!緊急ミーティングを開いた!!


豊川くんが言った。


「みんな、あの黒人見ただろ???オレ、わかったことがひとつだけあって。オレたちテクニックじゃかなわない!」


「そんなんオレらだってわかるわい!!!」



「こうなったらもう、おまえらに、このSCENEという曲の歌詞の意味を今ここで発表する!」



「は???」





そういえば、オレたちこれまで自分たちの楽器の演奏でいっぱいいっぱいで、

豊川くんの歌詞なんて全く気にしてなかったよ。。。



いったいこれはなんのシーンなんだい???






「この曲はな、、、オレが、、、、、オレが、、、」



「オレが、、、、、大好きな彼女と別れたときの曲だーーーっ!!!」







「なっなんですってぇーーーッ!!!」



そして豊川くんは、生々しい恋愛の話を語った。


その話は、悲しいほどに生々しかった。



涙なしには聞けない話だ。



その話に、オレたちメンバーのハートが震えた!!!









そ、、、そんな悲しいことが!!!豊川くん!!!







そして豊川くんは、歌詞の朗読を始めた。






メンバー全員でそれをじっと聞いた。






メンバーの心が、あの瞬間、初めてひとつになった。




豊川くん。



君がこの歌に託した思い、



オレたちしかと受け取った!!!







我々メンバーは、その思いを胸に、

オレたちに出来る限りの最高の演奏をすることを君に約束しよう!






だからバックはオレたちに任せて、




君は、今夜、最高の歌を聴かせてくれ!!!






オレたちは演奏した。

間違いなくオレたちが演奏したSCENEの中で最も心がこもった演奏だった。





どうせ優勝するのは、あの黒人のバンドだろう。


テクニックでかなわないのは百も承知だ。



でも、オレたちにはオレたちの音楽がある!!!




細かいミスはあった。


でも、なんだか普段のオレたち以上の演奏が出来た気がした。




こういう修羅場を超えて、またひとつ、バンドが大きくなった気がした。

それだけで十分だった。ここに来た甲斐があった。







コンテストの結果発表がなされた。













グランプリは、、、



























ASTRAL!!!




















耳を疑った。。。

信じられなかった。。。




オレは生まれて初めて、声をあげて泣くことを自分に許していた。






審査委員長のミュージシャンの洪栄龍さんが、オレたちに言った。



「オマエらの演奏。ヘタくそだけど、すごくハートがあったよ。」



このコンテストに優勝すればすぐにプロになれるとかそういうんじゃなかった。
楽器屋さんが主催したただのコンテストなのだ。



でも、オレたちにとっては、一生忘れることの出来ない貴重な経験となった。



みんなで豊川くんの家に行って、酒を飲んだ。

浴びるほど飲んだ。

豊川くんのお母さんがお寿司をとってくれた。

そのお寿司は、今まで食べた中で一番おいしいお寿司だった。






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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#13

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛するが好きな女の子のタイプは安田美沙子ちゃんで初めて好きになったアイドルは南野陽子さんですなんとなくわかるでしょ?あとやっぱり中森明菜さんは憧れでした超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++



<あっきー物語#13>






そしてついに、鹿鳴館の日が来た!!


揃えたばかりのピカピカの中古のドラムと、ベースアンプ、ギターアンプ、

そして、、、ありったけの夢を、機材車に積み込んだ。




もちろん機材車なんてなかった。。。

その機材車には、豊川くんのお父さんが経営している会社のロゴマークが大きく書かれていた。



みんなでワイワイ大騒ぎしながら、目黒へ向かった。




目黒の坂を降りて行くと、そこに、、、聖地があった。





バンドとして中に入れるだけで、光栄だった。





みんなでドラムセット、ベースアンプ、ギターアンプ、そしてキーボードを運び込んだ。



ついにオーディション開始!!!



まだローンを組んだばかりで一銭も払ってないばかりか、

本当に返せるかどうかオレにも誰にもわからないオレのラックシステムとギターアンプが

最高の音を出した!!!



バンド一丸となって、一生懸命演奏した。






演奏後、鹿鳴館の二階のPA席に呼ばれた。


本当に緊張した。


今でも、あの狭いPA席を覚えている。




結果は、、、合格だった。


信じられなかった。何度も落とされるものだと思っていた。

メンバー全員で抱き合って喜んでいると、、、




「えっと。合格だけどさ・・・」



だけどさ・・・???


さあ待ってましたの大ダメ出し!!!

「おまえらまず演奏ぐちゃぐちゃ!」(はいその通りです)

「まるでサークルバンドみたい」(はいその通りです)

「ステージに立ったらつま先から髪の毛の先まで全部見られると思え!」(本当にすみませんでした)

「アマチュアだろうが何だろうが、金とってライブ見せてんだったらプロと同じだ!もっと見せるという自覚を持て!」(本当本当にすみませんでした)

「オマエらこの曲で客をどうしたいんだ?踊らせたいのか?泣かせたいのか?叫ばせたいのか?頭振らせたいのか?何がやりたいんだ???」(本当に本当に本当にすみませんでした)



と、ものすごいことをバシバシ言われたけれど、メンバー全員で泣きながら聞いた。



こうして、とりあえず月に一回、鹿鳴館でライブをやらせてもらえることになった!!!



ライブをやらせてもらえるようになったけど、さっぱり動員は増えなかった。



でも、とりあえず前に進むしかない。ひたすらライブをやり続けた。



鹿鳴館と、池袋サイバー、四谷フォーバレー、恵比寿ギルティ、渋谷テイクオフセブン。



ライブブッキングは豊川くんの担当だった。


彼がいろんなライブハウスに
「便所でもいいからライブやらせてください!」
と言って新しいブッキングをとって来てくれるのだ。



オレはひたすら曲を作った。
自分が思う良い曲を。そして他のバンドにはない要素を持った曲を作ろうとした。
考えれば考えるほど難しい作業だ。どんな曲がいいんだろう?
ASTRALというバンドの魅力はいったいどこにあるんだろう?

曲だけでなく、MCも面白おかしくいろいろ試行錯誤した。
カモシダコーナーに習ってあっきーコーナーというMCコーナーを作ってもらい、オレの軽快なトークでお客さんを笑わせるコーナーも出来た。

そういう試行錯誤をして苦しんでいる時期に、伊達くん、いや海ちゃんはよくライブを見に来てくれていた。



そしていつも遠慮なく、客観的な意見をオレにぶつけてくれた。



時には厳しい言葉もあった。

でもそれがすごく有り難かった。



社交辞令の「今日良かったよ~!」なんて言葉は、オレは聞きたくなかった。

海ちゃんは邦楽洋楽問わず幅広いジャンルの音楽を聴いていて、豊富な知識に裏付けられた彼の意見はいつも的確だった。

サークルとは全然関係ないバンドなのに、海ちゃんはいつもオレたちを応援してくれていた。









そんな中、豊川くんがバンドコンテストの話を持って来た。

全国大会があって、埼玉の予選のテープ審査が通ったという。

オレたちは川口モンスターというライブハウスに行った。

埼玉の最終予選で、これに優勝すれば全国大会に行けるという。


オレたちは"SCENE"というバラード曲で勝負することにした。
うちのバンドはやっぱりボーカルが全てだ。ボーカルの豊川くんが最も引き立つ曲。
それがこのバラードだった。

いざ埼玉の最終予選!!

出演バンドの演奏が始まった。



最初のバンド。



ドラムの人が、、、




黒人さんだった。。。














えーと。



もしもし豊川くん???





ドラムの人、めっちゃ黒人さんみたいだけどこれ大丈夫???





とりあえず、めっちゃグルーヴィなんですけど???






豊川くんは、言葉を失っていた。。。




うそーーーん。。。




埼玉だから大丈夫!って聞いたからここまで来たのにぃ。。。










その他にも、どう逆立ちしてもかなわないものっそい手練ぞろいの凄まじい埼玉予選であった。。。




まさに、埼玉恐るべし!!!である。。。





本番前にしてすでに、、、





心が。。。



折れていた。。。





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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#12

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛するが好きな女の子のタイプは安田美沙子ちゃんで初めて好きになったアイドルは南野陽子さんですなんとなくわかるでしょ?超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++



<あっきー物語#12>




待ちに待った豊川くんからの電話。


一体どんなことを言われるんだろう???







「佐々木くん・・・・・君が、欲しい。。。」








生まれて初めて男から告白された笑。



その電話で3時間ほど熱く語り合った。音楽のこと。バンドのこと。将来の夢のこと。




そして、オレはそのバンドに加入することになった。





そのバンドはASTRALという。



ASTRALの活動が始まった。



このバンドはプロを目指して、外のライブハウスで活動をするんだ!という明確な目標を掲げていた。

オレも、その夢に乗っかった。



まずその第一段階。

登竜門として、目黒鹿鳴館というライブハウスでライブをすることを目標にした。



XやLUNA SEAがやっていたライブハウス。

メンバー全員、鹿鳴館でどうしてもやってみたかった。



今はわからんが、当時はテープ審査というものがあって、まずそれを通過しなければならない。

テープ審査を通過しただけでも嬉しかった。

大学サークルバンドにしてみたら快挙だった。



次はオーディション。



しかし、当時目黒鹿鳴館は、ライブハウスにドラムセットもギターアンプも何もなく、全て持ち込みをしなくてはならなかった。

オレたちは一生懸命機材をそろえることにした。

まず、ドラムセット。

とにかく、拾って来たのでも何でもいいからドラムセットがウルトラ大至急必要なのだ!!

豊川くんとお茶の水に1時に待ち合わせをして一緒にドラムセットを買いに行くことにした。
ドラムのやつはなんと緊急の大学の授業でどうしてもこられないという。

1時の待ち合わせだったが、オレは2時に行って、豊川くんは3時に来た。。。

本当に大丈夫なのかこのバンド。。。

とある楽器屋さんに中古のドラムセットがあって、それが一番安かった。

オレも豊川くんもドラムの詳しい構造は全く把握していない。

とりあえず太鼓が5つくらいあってシンバルが2,3枚あれば、それでなんとかなるんだろう。



オレたちは決めた!!!

この中古のドラムに、決めたのだ!!!


メンバー全員極貧だったので結局数万円しか集まらなかった。

足りない分は豊川くんのお母さんがお金を出してくれた。

しかもあのとき豊川くんのお母さんは数十万円ポン!と出してくれた。

おかげでベースアンプもなんとかトレースエリオットのデカイやつを一緒に購入できた。




豊川くんのお母さんには今でも頭が上がらない。



オレはオレでメンバーに内緒でラックシステムとマーシャルのデカいキャビネットを返す当てのない「無理ローン」を組んでいた。

ASTRALは豊川くんとオレが一学年上で、あとはみんな年下だった。

オレは、オレのアンプはもちろん自分で買う、と言った。

どうしても今、必要なんだ。

「今しか出来ないこと」

というものが、人生の中で、ある。



明日でも明後日でもダメなんだ。

今、それをやらなくては何の意味もないんだ。



オレはチャンスを逃したくなかった。



この時、泣きながらローンを組んで買った機材は、今でも元気にいい音を出してくれている。



これで、鹿鳴館で出来る!!

メンバー全員がひとつになって、そのオーディションに向かっていた。




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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#11

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛するが好きな女の子のタイプは安田美沙子ちゃんですが初めて好きになったアイドルは南野陽子さんです超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++



<あっきー物語#11>




大学の文化祭。

校舎では、様々な音楽サークルが各教室をライブハウスに改造して文化祭ライブを行っていた。

そのときオレはピンクレディーのコピーバンドをやっており、フェイクファーのコートに身を包み、下はパンツ一丁という、いわゆるコートをふぁ~ひろげて「なぁ?」と言いながら女性に同意を求める「なぁ?おじさん」の変態コスプレをしていた。

誤解しないでいただきたいが、決してそういう趣味があるわけではなく、大学の学園祭のノリとはそういうものなのである!!


その「なぁ?おじさん」の格好のまま、本番まで少し時間があったので他のサークルは何をやってるんだろうと校内をウロウロしていたのだ。(そんな格好でウロウロすな!)



すると、違う教室からものすごい歌声が聞こえて来た。

印象的なハスキーボイスでビブラートがものすごく深い。


一瞬、プロか???と思った。



教室のドアを開け、そのバンドの演奏を聞きに中に入った。




茶髪長髪を後ろに結わえ、端正な顔立ちの男がものすごい勢いで歌っていた。





すごい声だ。声にパワーがある!!!

とにかく、すごいパワーを感じた。

こいつすげえ!!!



ずーーーっと聞き入っていると、ボーカルの彼が、「リハ!リハ!」とオレに向かって言っているではないか。

ん?たしかにお客さんは他に誰もいないけど。。。

「リハだから出て行けってか???いーやオレは出て行かん!なぜならば今オレは君の歌に聞き惚れているのだ!」
と心の中で返事をして、ピンクレディーの「なぁ?おじさん」は教室で仁王立ちしていた。

リハが終わると、オレは無言で部屋を後にした。



本当はオレは彼に駆け寄って声をかけたかった。話がしてみたかった。

もしも万が一、彼と一緒にバンドが組めたら、きっと最強だろう、と思った。





がしかし!!!



忘れてはいけない、大切なことがあった。。。





今、オレは、、、


ピンクレディーの「なぁ?おじさん」のカッコをしているわけである笑。




その「なぁ?おじさん」が、ボーカルの彼に駆け寄って行って、、、




出来ることが何かひとつあるとすれば・・・




「なぁ?」と言ってコートの中身を見せてあげることくらいしかない。。。






「オマエいったい誰なんだ!」という話になるに決まっている。。。




どうしようもなかった。。。











ご縁がなかった。。。







あっきーは、そう自分に言い聞かせて教室を後にした。。。











うちのサークルの文化祭は大成功で幕を閉じた。

オレの「ピンクレディーなぁ?おじさん」がどれだけ貢献出来たのかわからんが、まあ全体として盛り上がったことは確かだ。



その文化祭の打ち上げが、盛大に行われた。サークルのみんなで文化祭の成功を祝った。



その打ち上げをやっている居酒屋に・・・なんと!!!

あの「リハ!リハ!」と言っていたボーカル君とそのバンドのドラムが、突然ぷらっと顔を出したのである!!!



その居酒屋はうちのサークルの御用達なので、通常は他のサークルの人間はまず来ることはない。
しかし、そのバンドのドラムのヤツが、うちのサークルの女の子がカワイイ!と言ってどうしようもないので仕方なく連れて来たということらしい。
ドラムのヤツは一生懸命女の子とお話をしているが、オレはそんなの全くかまわず、そのボーカルのやつにすごく運命を感じた。

あの時、オレは、確かに「ピンクレディーなぁ?おじさん」の格好で、彼に声をかけることが出来なかった。

しかし!今、オレは、少なくとも「なぁ?おじさん」ではない!!!


こうして彼がこの場に来たのは、間違いなく何かの縁だ。



オレは意を決して彼のところへビールを注ぎに行った。







彼はオレの注いだビールを一気で飲んだ後、、、





「あっ!・・・」と言った。




面が、

割れていた。。。






ここはもう、開き直るしかない!!!



「ああそうだとも!オレはピンクレディーのなぁ?おじさんだ!!キミのバンドのリハーサル、しかと観させてもらった。キミの歌は、すごくパワーがあって思わず聞き入ってしまった。初対面でこんなこと言って失礼かもしれないが、、、もし、君がギタリストを探すようなことがあったなら、オレに一声かけてくれないか」と言って、自分のオリジナル曲(ギターインスト)を吹き込んであるカセットテープを彼に手渡した。



正直、彼とバンドが組んでみたかった。


彼はとまどいながらも、鞄から手帳を取り出し、1ページを破って自分の連絡先を書いて渡して来た。



紙には「豊川竜也」と書かれていた。




そこで、オレもカセットテープのラベルに自分の連絡先を書いて渡した。


まだ、携帯電話が世に広まる前の話である。


お互い実家の電話番号しかない。




実は期待していた。オレは彼とバンドをやりたかったのだ。





しかし2日たっても、3日たっても、彼から連絡はこなかった。



一週間後、ついに豊川くんから電話が来た!!!




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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#10

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛するが好きな女の子のタイプは安田美沙子ちゃんです超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++


<あっきー物語#10>



高崎晃のタッピングは、ボスハンズと言われていて、左手がネックの上にくるスタイルなのである。

稲葉はこのボスハンズというテクニックで、「禁じられた遊び」をタッピングでプレイした。


す、、、すげえ!!!

「それどーやるの???どーやるの???DOやるノォーーーッ!!!」

あっきーは寄声を発していた。

稲葉はニコニコしながら、

「左手の小指でバーを作って弦をミュートするッス!それで、余った指で交互にこうやってタッピングをするッス!」

と丁寧にやり方を教えてくれた。


このテクニックを全くしらなかったあっきーはぶったまげた!!!


海ちゃん大変!!!すっげえやつ入って来たよぉ~~~!!!



海ちゃんも相当驚いていた様子だった。


これはオレも、うかうかしてられないぞ!!!

先輩として頑張らなきゃ!!!


オレは、オレより稲葉の方がテクニックは数段上だと素直に負けを認めていたが、

稲葉はいつも「佐々木さんのスウィープはスゴイっすよねぇ~!師匠と呼ばせてください!」

なんて言って、いつもオレを立ててくれた。



うーん稲葉くん!!君は将来上司にかわいがられてきっと出世するぞ~!!!笑。





そんな感じで2年生のときにANGELUSというバンドを結成した。

ボーカルはハジメちゃんという。顔はシベリアンハスキーにそっくりだった。

彼はギタリストだったが、ハイトーンシャウトが得意だし、何よりもキリッとした眼光が鋭く、反町隆史似のイケメンであった。

ずえちんとは違うジャンルのイケメンである。

そして、2年生になったとき、あっきーは勇気を出して、
あの新入生歓迎のとき学生食堂の前で演奏していたBLOODY MARYのキーボードを弾いていた色白のニコニコしたお兄さんにバンドに入ってもらえないかお願いしてみたのであった!!

結果はなんとOK!!!


ボーカル、シベリアンハスキー、オス、2才。
ギター、ピュアで内気で人一倍(以下略)あっきー。
キーボード、入学の時から憧れていた色白のニコニコしたお兄さん。
ベースが新入生のウチダくんを強制的に拉致監禁。
ドラムのカモシダくんは冷や奴からの付き合いである。


本当は、、、ドラムは伊神さんにお願いしたかったが、当時、伊神さんはひっぱりだこでいくつもバンドを抱えすぎてらっしゃって、とてもお誘いできるような状況ではなかったのである。

しかし、冷や奴時代からの盟友カモシダくんは、伊神さんにはない、強力なウエポンをもっていた!!!





ルパンを追いかける銭形警部と、

追いかけられるルパンのモノマネをやらせると天下一品であった!!!


「まてぇ~ルパ~ン~!!!」

「そらな~いぜ銭形のとっつあ~ん!!!」


ANGELUSのライブではカモシダコーナーとして、数々の伝説を打ち立てて来た。

カモシダコーナーこそが、ANGELUS最大の見せ場であった。。。笑。






とかそんな感じで大学2年の文化祭。

またしても運命の出会いが待っていた。


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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#9

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めSNOOPYをこよなく愛する超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++



<あっきー物語#9>




もし、ダサイって言われたらどうしよう。。。
でも、、、今度のサマーコンサート(サマコン)に出演するには、どうしてもオリジナルが必要だ!



あっきーは鞄からウォークマンを取り出し、ずえちんに渡した。



「恥ずかしいけど、、、聞いてみてくれる???」




黙って聞き込むずえちん。。。



ひたすら黙って聞いている。。。




そして、曲が終わった!!!




「すごい!!!・・・カッコイイじゃん!この曲やろうよ!」




「ほんとー???」



嬉しかった!!!

もしもあのとき、「ダサッ!」と言われていたら、きっと、、、


心が根元から折れていたに違いない。。。

そしてそのまま、音楽などやめて、大至急テニスサークルとかに走って行ったかもしれない。。。


そしてついにバンドが動き出した。

バンド名は「冷や奴(ひややっこ)」に決定した。ええ特に意味はありません。。。


そしてついに悲願の1年生バンドを結成し、誠に恐縮ながらあっきーは速弾きギタリストとしてサークル内で少しずつ注目されるようになっていた。


その頃ボーカルしかやらせてもらえなかった伊達くんにしてみれば、少なからずあっきーにジェラスィーの炎を燃やしていたのかもしれない笑。


しかし、あっきーの伊達くんに対するジェラスィーは、さらに燃え上がることになる。

なんと、彼がボーカルで加入したというバンドのドラムが、あのBLOODY MARYのドラマー、伊神先輩だったのである!!!

あっきーと伊達くんが1年生。伊神さんは4年生。

1年生大抜擢!という話である。

あっきーにとっては、伊神先輩に「僕たちのバンドに入ってください!」なんてことは口が裂けても言えなかった。

学年も違いすぎれば、演奏レベルも違いすぎた。



まさに夢のまた夢であった。。。



それなのに伊達くんは。。。伊神先輩と。。。




(いろいろ妄想中・・・)



めらめらめらめらめらめらめらめらめらめらめらめら


許さん!!許さんぞおおおっ!!!


伊達くんへのサイレントジェラスィーを燃やしつつ、
あっきーは「冷や奴(ひややっこ)」でサークルバンドを頑張って続けた。


しかしそのバンドはなんとなく1年生で解散してしまった。



そして、あっきーは2年生になった。



そう!!新入生が入ってくるのである!!


オレたち2年生は、サークルの兵隊として、必死で新入生を勧誘した!!!

サークルとは、新入生が入らなかったら、3年後に解散なのである。



サークルの伝統を守るため、オレも海ちゃんも校内をかけずり回った!!!



オレの勧誘方法は、かつて自分がされた勧誘方法。



「キミ、いい体してるねえ!!!よーし!バンドやらない???」



「いいえやりません!」


みたいな感じで、一向に成果があがらなかった。。。


しかし海ちゃんはその持ち前の社交性をフルに活用し、
相手が大学生活でどんなことをしたいのかを聞き、
自分たちがどんなサークルでどういう活動をしているのかを丁寧に話をし、
豊富な知識と誠実な人柄で確実に成果を上げていた。




やるなあ。海ちゃん。。。




ここでもまたあっきーのじぇらすぃーの炎が再びめらめらと燃え上がったのは言うまでもない笑。





そんな感じで一日中校内をかけずり回って、新入生という名の「獲物」は30人ほど捕獲されていた。


その「獲物」の中に、白いKILLERのギターを抱えた、やけに笑顔がさわやかな少年がいた。

彼は大学の付属高校の出身で、高校でも軽音楽部に入っていたのだという。

彼のテクニックはすぐにサークル内で有名になった。

「LOUDNESS全曲弾ける新入生がいる!」


彼の名は、稲葉康弘と言った。




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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#8

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいているのにも関わらず流行を5万年先取りしてブーツインを初めてこの日本に広めた超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++



<あっきー物語#8>



一方そのころあっきーは、相変わらずサークルに馴染むことが出来なかった。


本当にこれでやっていけるんだろうか。。。


このままバンドが組めないんだったら、もうこのサークル辞めちゃおうかな。。。





大学に入って一ヶ月、そんな弱気な気持ちで、サークルのたまり場「コモンルーム」にあまり顔を出さなくなってしまった。



ある日授業が終わって4号館の前を歩いていると、3年生のツジ先輩と偶然出会った。


「先輩!お疲れさまです!」


「あ!佐々木くん!キミ~どうしたの?最近顔出さないじゃない???」

「ええ・・・なんだか・・・あんまり馴染めなくって・・・」

「なーに言ってんだよぉ!最初はそんなもんだよ!とにかくYOU来ちゃいなよ!」


「はい。わかりました。今日は行きます」


「先輩にもどんどん話しかけなきゃダメだよ!」


今でも忘れない。このツジ先輩のお言葉。

この言葉がなかったら、あっきーはもしかしたらサークルを辞めていたかもしれない。


ツジさんのおかげで、少しずつサークルで友達が出来た。



そして初めて仲良くなったのが「ずえちん」だった。

ずえちんは平井堅似の男前である。
ヤセていて、いかにもボーカルという顔立ちだった。

そこでずえちんをボーカルにして、ついにあっきーは1年生バンドを結成した!!!

あのときずえちんと出会ってなかったら。。。サークルも辞めていたかもしれない。。。


その頃、あっきーは生まれて初めて作曲をした。

4トラックのMTR(マルチトラックレコーダー)を購入したのだ!

だって、作曲しなくちゃライブに出ることは出来ないのである。


また長髪兄ちゃんのところに行ってご購入である笑。




作曲は常にキーボードで行う。右手でメロディを弾いて、左手でコードをつける。

エレクトーン時代から、現在に至るまで常にこの方法だ。


メロディがダメな曲はボツ曲である。

メロディこそが、音楽で最も重要な要素である。

これだけは一貫して変わることはない。

歌のメロディが出来たのでギターを入れてみた。

もちろんスウィープ奏法バリバリだ笑。

結果としてイングヴェイみたいな様式美ハードロックのオリジナル曲が完成した。


自分としては、カッコイイ曲が出来たと思った。

しかしこの曲が、第三者にとって果たしてカッコイイのか悪いのか、正直、自信がなかった。


自分で作った曲を、人に聞かせるなんて、、、恥ずかしい!!!

でも、オリジナル曲を演奏しなければ、うちのサークルはステージに立つことが出来ない。



あっきーは意を決してずえちんをロッカールームへ呼び出した。


「実はオレ、曲を作ったんだ。。。」

心臓がドキドキした。。。



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  1. 2008/04/27(日) |
  2. あっきー物語

あっきー物語#7

+++この物語は、ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでそれでいて横顔がちょっぴり爽やかでエメラルドグリーンの靴下をはいた超美少年がエレキギターという楽器に出会い、ギターを弾くことで自らの殻を打ち破り、一人の男としてたくましく成長してゆく過程を余すところなくドラマ化したものである!+++



<あっきー物語#7>


このサークルに、入ろう!!

あっきーは決めた。決めたもんは決めたんである。


このサークルに入部し、早速オリジナル曲を作って行くことになる。
このサークルではオリジナル曲を作らなければ、ステージに出させてもらえないルールなのだ!!!

しかしまずはバンドを組まなくてはならない。

でも・・・ピュアで内気で人一倍傷つきやすくてナイーブでジャニーズ系でかつJUNON BOY系でそれでいて横顔がちょっぴり爽やかな超美少年あっきーは、なかなか「大学のノリ」というものに馴染めなかった。。。

入学して一ヶ月くらい経っても、サークル内で友達が全然出来なかった。

なので、全然バンドが組めましぇん。。。



そんなとき、他大学からうちのサークルに入って来た人がいた。

彼は常にアイアンバードというB.C.Richの変形ギターを肩からかけていた。

彼は非常に礼儀正しく、話題も豊富で社交性にとても優れていた。
音楽の知識もかなりのもので、常に人の話を良く聞いて自分の意見もはっきりと言える人だった。

そして、気がつくと、この大学のオレよりも、他大学の彼の方がいちはやくサークルの先輩たちからかわいがられていた。




彼の名は伊達海彦と言った。




なんで他の大学のやつが、オレよりさきにうちのサークルでちやほやされてるんだあああっ!!!



めらめらめらめらめらめらめらめらめらめらめらめら


あっきーの胸にジェラスィーの炎が燃え上がったのは言うまでもない笑。





風の噂が耳に入る。



伊達くん(この時点ではあえてそう呼ばせていただこう)は、早速先輩のバンドに加入したらしい。


ギターではなくボーカルとして大抜擢されたらしい。。。



ふーん。。。そうかあ。。。先輩のバンドにねぇ。。。








さらに一週間後、またも風の噂が入る。


伊達くんは1年生バンドも結成したらしい。かけもちかよ。。。

オレはまだバンドを組むどころか、まだサークル内に友達が一人もいないってのに!!!



でも、そのバンドも彼はギターではなくボーカルとして参加しているらしい。




なのに・・・なぜ彼はいつもアイアンバードを肩から下げてニコニコしながらうちの大学にやって来るのだろう???笑。





君、ギターは必要ないんじゃ???笑。











後から聞けば、彼は少なからずギタリスト願望があったらしい。


きっと彼は彼なりに、胸に秘める想いがあったのだろう。。。




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  1. 2008/04/27(日) |
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