あっきーブログ

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AZRAELレコーディング!

もうかれこれ2年以上ライブとかしていませんが、、、

国産メロディックスピードメタルの重鎮・AZRAELは、重鎮らしくの〜んびりとレコーディングしております笑。



2012年のちびらりの「鈍色の街」と「シヲン」のときはAxe-Fxをメインにレコーディングしましたが、
現在進行中のAZRAELのRECはリアンプという作業をしてMarshallヘッドをメインに活用しています。


具体的にはギター→Axe-Fx→DIGIDESIGN 96 I/Oと接続し、
ProTools HD 10.3.10にて、24bit 48kHzでレコーディングしています。



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シールドはすべて、自作のBELDEN 8412です。

8412は「方向性あり」で、信号が流れる上流の方のみにアースを落としています。
具体的には上流のプラグには、8412の黒をホット、白と網線のアースをコールドに。
下流には黒をホット、白のみをコールドに、アースは熱修復チューブで絶縁してます。
おいどんのエフェクターの配線もすべてこの「8412方向性あり」でやっています。


1_20180312112225ad5.jpg


Axe-Fxでは、内部で信号を分岐させて2つのアウトプットから出力。
OUTPUT1にチューブスクリーマーとマーシャルJCM800のモデリングのメインサウンド。

これをモニターしながらPROTOOLSのトラック1にレコーディングします。
トラック1のAxe-Fxの音も十分良いクオリティですから場合によってはそのまま使うこともあります。


OUTPUT2のSEND端子からは、ギターからの入力そのままのペケペケ音をそのまま出力してPROTOOLSのトラック2へ。
これを後にリアンプします。


PROTOOLS上にて、2トラックを立ち上げ、2音同時にレコーディング。


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そして・・・鬼のエディットです!笑。



何度も何度も何度も聞き返してベストテイクをつなぎあわせ、エディットしていきます。
前ノリにしてみたり後ノリにしてみたり、ほんの少し動かすだけでグルーブを決定するエディットは、実は弾いてるときよりも楽しいです笑。



エディットがおわったら、リアンプ作業です。


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リアンプは
PROTOOLS上からOUTPUTをAnalog 1-2ではなく、OUTPUT3など任意の出力を選択。

メインのサウンドは、

DIGIDESIGN 96 I/O(OUTPUT3)→RADIAL REAMP JCR→Boot-Leg Jaw Breaker→Marshall 1987→FRYETTE PS-2→Axe-Fx(REDWIREZキャビネットシミュレーター)→DIGIDESIGN 96 I/O(INPUT 1)

FRYETTE PS-2はダミーロードとして使用しています。

通常のライブと同じくMarshall 1987はクランチセッティングにして、Boot-Leg Jaw Breakerにてメインの歪みを作っています。

Boot-Leg Jaw Breakerのツマミは3つとも基本12時。

FRYETTE PS-2は、BRITEはEDGE、WARMはDEEPに設定。

リアンプ時のAxe-FxはRED WIREの1960キャビネットシミュレーターで使用。

SM57、AKG D112、の2種類でリアンプしてミックスします。
SM57は基本のサウンド。
AKGはすこしドンシャリ気味のちょっと空気感の違うサウンドをミックスです。

これをさらに微調整すべく、DIGIDESIGN 96 I/Oに戻ってPROTOOLS上でAUX TRACKにWAVES RENEISSENCE EQを立ち上げ、1kから8khzあたりハイ持ち上げたりして、微調整をしてレコーディングしています。

このデーターをミックスをやってくれているベースのやすこ(YASU)に送ってオケにあわせて最終微調整してもらってます☆




信号の流れがすんごい遠回りというか、まどろっこしいですが、いろいろ試行錯誤をして現在こんな感じになっております。



高校生のときに使ってた4トラックのカセットテープMTRからすると、

異次元のハイクオリティな環境が、こんなに低価格で手に入る時代になったんです。

テクノロジーの進化に感謝ですね☆



REC.jpg



リアンプ時の注意点としては、ProToolsのトラック上でクリップゲインで歪みの質、量が全然変わってきます。
ちょっと上げ気味にすると、Marshallが良い感じで歪んでくれます。

このクリップゲイン機能は、PROTOOLS 9くらいから実装された機能なのですが、リアンプ時にものすごく重要な機能ですので、常に意識して数値を変更しています。


<<MEMO>>
・リアンプはクリップゲインでボリューム上げ気味にすることで歪み量をコントロールできる
・Boot-Leg Jaw Breakerのコントロールは2時、12時、12時のときもあり。これもボリュームあげてブーストさせるため。
・ソロのときは2時、12時、3時にしたり、ブースターをかませたりいろいろ。
・Marshall 1987のコントロールは、PRESENCEは12時、VOLUME 1はできるだけちいさく、VOLUME 2は9時〜10時、その他は0



やすこ(YASU)の素晴らしいミックスのおかげで、DEMOのときの音質を遥かに超えるすばらしい完成度になっております!


こんな感じで、のんびり楽しくレコーディングしてますので、AZRAELの新作を楽しみに待っててくださいね☆




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  1. 2018/03/19(月) |
  2. 日記

DOD Overdrive Preamp/250

人によっていろいろな考え方があり、

願掛けをするときには、百度参りをしてみたり、酒を断ってみたり、写経をしたり、、、いろいろあるんでしょうが、

自分の場合は、古いエフェクターの電池を交換したり、古いギターアンプをメンテナンスしたりすることが、一種の願掛けみたいなものでしたね笑。
とりあえず身の回りのものすべて「再生」したかった。。。

残念ながら願いは100%までは叶えてもらえませんでしたが、

もしかしたら手術すらも出来ず2年前に力尽きていたかもしれないなと思うと、

神様に楽しい時間をたくさんいただいたんだなと感謝の気持ちもあります。




悲しみを忘れようとか、乗り越えようとかするのって、けっこうシンドくて、、、

こういうときは、「ヨイショ!」ってまるっと持ち上げて背負ってしまった方が一歩前に進めます。


すっごい重いんだけど、立ち止まるよりも、ぜんぶ背負って一歩前へ!



そんなこんなの流れで、なんだか無性にエフェクターが作りたくなり、
イングヴェイが使用してるので有名なDODのオーバードライブをつくってみました⭐︎


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エフェクター作るのに熱中してると、

いろんな邪念が取り払われて、、、、不思議な癒し効果ありますよ!!!笑。



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DODの初期のグレイバージョンを目指して作ってみました。

オペアンプはLM741CNを使用。

コンデンサはWIMAのMKPシリーズ。
ポリプロピレンコンデンサーというのを使ってみました。


音も良いけど、赤い色味が良い!!!笑。



このDOD250の回路って、MXRのDISTORSION +とほぼ同じ回路みたいですね。

めっちゃシンプルな回路。

無駄のない美しい回路です。




電解コンデンサはスプラグ。

クリッピングダイオードをゲルマニウムの1N60にしてみたので、

BOSSのOD-1とはまたちがう感じの独特の歪みになりました。

GAIN上げるとちょっとファズっぽいですね。それがシングルコイルと合ってるのかも。

っていうかゲルマニウムって温度で音が変わるっていう話で、40度が一番良いらしいんですが、

エフェクターの回路上を40度にキープするには、、、どうしたらいいんでしょう?笑。


エフェクターケースに通風口を作り、誰かにローディやってもらってドライヤーで温め続けてもらおうかな笑。




まあ、適当に作ったにしてはそこそこ良い感じに仕上がったので、
気が向いたらこんどライブで使ってみようかなと思います⭐︎


またいろいろエフェクター作りたいなぁ(^o^)


  1. 2018/03/09(金) |
  2. 日記

AZRAELライブ決定ですだ!

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ひさしぶりのAZRAELライブが決定しました!

ずっとレコーディング作業が続いているAZRAELですが、
とりあえずギター録りまではほぼ終わっており、これから歌入れ、という状況です。
ニューアルバムは、いつ発売になるんでしょうねえ汗。

そんなところへ、AZRAELのベースのやすこ(YASU)から、
彼が率いるGRAND FINALEのツアーファイナルがあるので、AZRAELで出ませんか?というお話をいただき、


GRANDFINALE、昨日も渋谷デセオにライブを観に行ってきましたが、
ほんとに新しいバンドとは思えないくらい、貫禄たっぷりのステージでした!
オレもファンの一人です☆

GRANDFINALEオフィシャルサイトはこちら


GRAND FINALEのために、AZRAELとして一肌脱いでやるか!



なんていう驕り高ぶった感じではなく、



あ、ありがたく前座やらせていただきます〜的な笑。





そんな感じで、メロスピ重鎮のオジサンたちが


天を舞うハイトーンと、地を這うようなMC


で吉祥寺にお茶を濁しにまいりますので、ぜひお楽しみに!!!




→預かりチケットのお申し込みはこちら

  1. 2018/03/05(月) |
  2. 日記

裕史ありがとう

また悲しいことを書かなくてはいけません。。。

これまでも悲しいことがあったときは、書くことによって、まずなにより自分も心の整理がついて気持ちがすこし楽になるということと、こうして書いた文章が、もしかしてどこかの誰かの心に届いたらなと思ってブログに書いてきました。

長文になりますが、もしよかったら読んでくれたら嬉しいです。









2018年2月13日に実の弟・裕史(ひろふみ)が天国へ旅立ちました。
39歳でした。

兄と弟の二人兄弟だったのに、一人っ子になっちまいましたよ。。。


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お兄ちゃんより、目鼻立ちが整ってるイケメン弟くんでした⭐︎



胆管がんという、川島なお美さんや任天堂の岩田社長、ラグビーの平尾さんと同じ、難治性のがんと2年間、最後まで戦い抜きました。



がんのことを書く前に、裕史自身のことをまず説明しなくてはいけないと思います。



小さいころ、普通の子供たちとちょっぴり違う個性をもった弟は、当時「自閉症」という障害者のカテゴリーで呼ばれていました。

現在では障害ではなく「障がい」とも書くみたいですね。

「自閉症」と言うと、レインマンという映画でダスティンホフマンが演じたのが有名だと思います。
言葉での意思疎通はちょっと難しいのですが、いろいろな才能がかたよって発現する人が多いのが特徴で、彼の場合は車のナンバーや嬉しいことがあった日付など、自分が好きなものの数字は一度覚えたら一生忘れませんでした。
例えばみんなであそこに行った日は何日?と聞くと、何年何月何日と瞬時に思い出せるんですよ。
どういう脳ミソの構造なのがわかりませんでしが、ほんとに驚異の記憶力でしたね。



この「自閉症」という言葉は、なんだか自ら心を閉ざした人みたいなイメージがあってあまり正しい表現とはオレは思えません。

自分の殻に閉じこもるというよりも、むしろ彼はいつでも自分の意見をはっきりと主張しましたし、だからと言って決して自己中心的というわけではなく、むしろ人一倍、人の心の痛みに敏感で、街角で子供たちが泣いたりしていると、思わずもらい泣きをしてしまうようなやさしい人間でした。


また好奇心が旺盛で、アウトドアで体を動かすことが大好きでした。
一輪車、自転車、スイミング、スキー、スケートボードなど、興味のあることは何でもチャレンジして人生を自由に謳歌したように思います。

彼がここまで人生を謳歌できたことの大きな要因は、東京の武蔵野市にある「武蔵野東学園」のおかげだと思います。
この学園は、障がいをもった子供たちと普通の子供たちを「あえて一緒に教育していく」という、「混合教育」をスローガンに掲げる私立学校で、幼稚園〜小中高まで大変お世話になりました。

教育方針は、とにかくポジティブ&アクティブという感じで、スポーツだと一輪車からスキー、スケートボードなど、音楽で言えばピアニカからバイオリンまで、「ちょっとそれこの子たちには無理じゃないの?」なんて思っちゃうようなことでも、とにかく何でもガンガンチャレンジさせてくれる学校で、子供達の無限の可能性をひたすら開いてくれる素晴らしい学園でした。


特にスケボーは卒業後も大好きで、ひとりで公園の専用スペースで滑っていたようなのですが、
ある日、裕史のものではない、ちょっとヤンキー仕様(笑)なスケボーを持ち帰って来てびっくりしたことがあります。

母が心配して公園にいる少年たちに話を聞きにいったところ、どうも我々の知らないところでスケボー仲間に入れてもらっていたようで、みんながもう使わない部品を持ち寄って、裕史のために特別に組み立ててプレゼントしてくれたものだったそうです。

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↑この左にあるイカツイデザインのが問題のスケボーです笑。


弟のような障がい者は、現代社会の歯車には社会人としてはなかなか仲間に入れてもらえないのかもしれませんが、このような人たちこそ、むしろ本当に人間らしい、純粋な心の持ち主なのかなぁと思います。
こういう弟と偏見なく一緒に遊んでくれて、仲間に入れてくれたスケボー少年たちに心からありがとうと言いたいです。


学園卒業後は、東京都小金井市にある障がいを持つみなさんが働く「ゆめ工房・さくら」というところで働かせてもらっていました。
ホームページはこちら



弟がたいへんお世話になったので、兄としてどうしてもみなさんにお礼が言いたかったので、
母と一緒に初めてその工房へ伺いました。


中に入ると障がいを持った方々が、それぞれの作業をしっかりと、しかしマイペースに楽しく作業をしている様子が伝わってきました。

しかし入り口のところで、なぜかフラッとなにもしないで立っている男性が一人いらっしゃいました。

あれ?彼は作業はしなくてよいのかな?と思いつつ、
まずは真っ先にマネージャーの方に、兄としてしっかりと挨拶せねばと思い、

「弟がこれまで本当にお世話になりまし・・・」と言いかけたそのとき!

さっきから横でフラっと立っていた男性がおもむろに近寄ってきて、

なんと突然泣き出して、オレの手をつかみました。

そして、オレのことを抱きしめてワンワン号泣しはじめてしまいました。


マネージャーの人が、「実は彼にはさっき裕史くんのことを伝えたんですよ。彼はすべてわかってるんです。」と言うもんだから、

きっと彼は俺の顔、声、言葉で全てを一瞬で察知して、とっさにこういう行動をしてしまったんだろうと理解できました。



そしたらもうオレも完全に崩壊して、彼を抱きしめながらワンワン号泣してしまいました。

お礼をお伝えするつもりが、まったくもってお恥ずかしいったらありゃしませんが、彼のハートがすごく嬉しかったです。



こんな弟ですが、言葉での意思疎通がちょっと難しい弟だったことは、決して不幸なことではなく、我々家族をいつも優しい気持ちにさせてくれました。

いま思い返すと、自分は兄でありながら、弟にあらゆることを教えられ、導かれたんだなぁという感謝の気持ちでいっぱいです。


また、父も母も同様の気持ちのようです。
父はほとんど毎週末、弟を連れて山やら海やらいろんなところへ出かけてましたし、母は、同じ自閉症と呼ばれる子供を持つお母さん同士で手を取りあい、ハンドベルのサークルを立ち上げて積極的に活動していました。

障がいを持つ三人の子とそれぞれのお母さんで初めたので、「トライアングル」と言うグループ名にしたらしいのですが、とにかくアクティブに活動して、どんどん人の輪が広がって行き、、、当時オレはもう家を出て独立してましたので詳しくはどういう経緯なのかよくわかりませんが、近所の東京学芸大学の将来教師を目指す学生さんたちや、なぜかJRの職員さんたちとその奥様方まで加わり、最終的にはいろんなところへ演奏旅行へ行くようになりました。
しかもJRの専用列車を貸し切ってですよ!
意味がわかりません笑。
そんな活動がいろいろ新聞などでも取り上げられました。
その記事をアーカイヴしてくださってる方のブログはこちら


さらにそのJRの職員さんとのご縁で、JR中央線の武蔵小金井の発車ベルの音は、弟たちが演奏するハンドベルによる「さくらさくら」が、今でも演奏されています。
なんだか同じ音楽やってるお兄ちゃんよりよっぽど活躍しちゃってるような気がしないでもありません笑。



映像をアップしてる人がいました!
(ちなみに、弟たちが演奏したハンドベルを、オレがPROTOOLSで良い感じに編集してありますので、ハンドベルそのものの音は多少抑え気味です笑。)


今回初めて知ったのですが、駅長さんが当時スタッフにこのような張り紙をしてらっしゃったようです。
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可能な限りベルの音楽を鳴らしてほしいというお願いですね。。。


障がいがあるということで、なんとなくおうちに引っ込んでしまう親子さんも多いのかもしれませんが、とにかくうちの両親は積極的に外へ外へ!とアクティブに活動しました。

もちろん良い事ばかりではなく、いろいろなことがありましたが、

それでも結果として、たくさんの人の輪が広がって、たくさんの楽しい思い出が出来て、

そしてまわりの人たちをやさしい気持ちにさせてくれて、お互いに人間的成長をさせてくれて、

人生の宝物をたくさん作ることが出来たと思います。




告別式は無宗教スタイルにして、障がいを持つ仲間たちにも気軽に来てもらえるようにしたところ、なんと100人くらい
ハンドベルの仲間や、障がいを持つ仲間たちがお別れを言いに来てくれました。


この場をお借りして、みなさんに心からお礼をお伝えしたいです。


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絵も大好きで障害者美術展で入賞して、故・高円宮憲仁親王と久子妃殿下にお褒めいただいたこともあります。





がんの経緯としては、、、
2年前に黄疸が出たことから胆管ガンが発覚し、
10時間以上にも及ぶ大手術で、膵頭十二指腸切除をし、なんとかがんを取り除けたのですが、
やはりこの胆管がんというのは予後が悪いらしく、5年後の生存率は50%以下と通告されてしまいました。

それから半年ほど入院した後、少し状況が良くなり退院して1年ほどは自宅療養と通院で暮らせてはいたのですが、
やはり再発してしまいました。

現代の医学では、この難しいがんには抗がん剤もなかなか効かず、、、

最後はオレを含む家族全員に見守られ、安らかに旅立ちました。












つらつらと長いこと書いてしまいましたが、

このブログを読んでくださったみなさんが、

もしも街で障がい者の方を見かけたら、

「あ、そいえばあっきーさんの弟って障がい者だったって言ってたなぁ」

と思い出してくれたら、オレは嬉しいです。



そして、もし出来たら、、、

出来たらでいいんですが、

心の中でそっと

「こんにちは!」

と元気よくつぶやいてみてもらいたい。

心の中だけでいいから。



そしたらそれは、その障がい者と言われてる人たちにきっと伝わります。


彼らの直感力はうちらの何十倍も鋭いから。




そして、みんなが少しでも優しい、

ほんわかした気持ちになってくれたら、

もっと素敵な社会になるかもしれませんね⭐︎








最後に、裕史と同じ胆管がんで天国に行ってしまった任天堂の故・岩田社長に、この場所から激しくお伝えしたいことがあります。



あなたが生前最後にプロデュースした、ニンテンドースイッチ。そして、スーパーマリオオデッセイ。


ず〜っと売り切れ状態でしたが、弟が死ぬ前になんとかギリギリプレゼントできたことが、兄として弟にできた最後のプレゼントでした。


障害を持ってても、病気で寝たきりだとしても、
このゲーム機は取扱説明書もなしで誰でも簡単に楽しめる最高のゲーム機ですね。

弟は最後の方は体調が悪くてベッドやソファに座ってることが多かったのですが、
楽な姿勢でめっちゃ楽しくプレイしてました。

そして、ゲームの中で試行錯誤して、
なんとかクリアしてマリオが次の面へ進める「大きな橋」がパーッと画面いっぱいに広がって行った瞬間、

最後の方は痛みばかり訴えてきていた弟の目が、

ほんとにひさしぶりに「キラッ!」っと輝いて満面の笑顔を見せてくれました。



あの一瞬は、オレの中で永遠です。



岩田さん、そして任天堂スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。


これからもみんなが楽しめる素晴らしいゲームを作り続けてください。









  1. 2018/02/27(火) |
  2. 日記

1971年製Marshall JMP50 MKII -1987-のオーバーホール

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もうね、完全に機材のことしか書かないブログになってるような気がしないでもないですが、
むかしちびらりドライブを自作したとき、いろいろ試行錯誤して気に入ったトーンになるコツみたいのがあって紙にメモしておいたんですが、そのメモが引っ越ししたときにどこかにいってしまったんですよ笑。
なので今後はこういう「そのときだけしか覚えておけないこと」は、ブログにしっかり書いておこうと思います。
いちばんは自分のため、そしてもしかしたらどこかの誰かの参考にもなることを祈って。



さて今回は、おいどんの愛機である
1971年製Marshall JMP50 MKII 1987 50W LEADのオーバーホールをいたします。
パワー管もだいぶヘタってきましたからね。

なんだか1971年の1987とか、MKIIとか、なにがなんだかって感じですが、
MK IIってのは、Jim MarshallとKen Branのイニシャルという意味と、プロトタイプの初期形がMK I、製品版をMK IIということでマークIIとひっかけたものみたいですね。
商品名はJMP 50で、その中でもギター用のLEADが1987、ベース用のが1986というのが型番の数字で分類されているようです。この数字はRose-Morrisという当時マーシャルが流通代理店で契約していた会社のカタログ品番だったようです。まあ一般的にはマーシャルのプレキシというのが有名なのですが、プレキシ=アクリル素材から70年代に入ってメタルパネルに変更になった頃のモデルがこのアンプです☆

おいどんの大好きなイングヴェイやマイケルシェンカー、そしてジェフベックとかも愛用していたのが、100Wではなく50Wのこのタイプでした。

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この時期のマーシャルは手作業でポイント・トゥ・ポイント配線なのが特徴でして、こういう回路の見た目も音もほんとに原始的な生き物みたいな感じなんですよね。

しかし製造するにはとても作業効率が悪いため、時代の流れとともに1973年くらいからプリント基板に変わっていきます。

プリント基板ていうのはこういうのです
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当時はこれでだいぶ効率良くなったでしょうね〜
マーシャルがどんどん生産を広げていく時期だったんでしょう。
それに当時はプリント基板が最先端でカッコいい!なんて感覚だったのかもしれませんね。

しかし現代となっては、かえってこのポイントトゥポイントのものが珍重され、「音が早い!」とか「音が良い!」という伝説になっております。

しかし、おいどんの意見としましては、アンプの中の音を作る成分は、ほんとにいろんな要素が複雑に密接に絡まってますので、「ポイント・トゥ・ポイントだけで音が最高!」というわけではないと思ってます。
むしろ重要なのは当時のトランスじゃないかなと思います。
当時のトランスは現代では製造できない原料の成分が入ってるみたいですから。

しかしそのトランスさえ良ければよいのではなく、ギターアンプのサウンドは、真空管の状態や、バイアス調整のセッティング、抵抗や電解コンデンサの状態などでもどんとん変わって来ますし、
何よりこの手のビンテージは電源入れて30分くらいすると真空管あったまってどんどん音が変わってきますから・・・汗。
持ち時間30分のライブとかだと、ちょうど最後の曲あたりが良い感じになってたりします笑。





ひとつだけ確実に言えることは、ポイントトゥポイントは回路も単純だしメンテがしやすいっていうことですね。

端子と端子が直接ハンダされてますので点検や交換が簡単です。

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ハンダにはこのように赤いマニキュアがされていて、40年以上前の工場出荷時の証ともなってます。
逆にココが銀色の普通のハンダになっているところは、メンテナンスで交換されたということですね。

ビンテージ愛好家はこれをハンダバージンと言って、なるべくオリジナルの状態で使いたいと思うものなのですが、おいどんのようにライブでガシガシ使うにはどうしても消耗品は交換しなくてはなりませんので、重要な部分は思い切って交換していきますよ。



真空管が消耗品なのは常識ですが、特に重要なのが「電解コンデンサ」というパーツです。

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真空管と並んでそびえ立っている、この青くて大きなのが電解コンデンサーです。
英語だとFILTER CAPACITOR、略してFILTER CAPと表記されます。

このパーツは、大きな電気をいったん貯めこんで整えて吐き出すという働きをするコンデンサなのですが、その重労働のため、実は寿命が5年から10年くらいしかありません。

確認したところ、このアンプは1971年からなんと40年以上交換されてないようなので、これからも大切に使い続けるため、大至急この電解コンデンサを交換することにします。
なおこの電解コンデンサは、電源を切ったあとも大電流を蓄えていることがあり、感電の危険性がありますので十分に注意しなくてはいけません。
作業前には必ず確認して帯電している場合には大至急!放電させる必要があります。

この電解コンデンサーはDALYというメーカーの500V耐圧の50ufを2つ搭載したタイプです。
Marshall 1987 50Wにはこれが3つ使われています。
今回交換するのはF&T社の同じ内容の電解コンデンサ(F&T 50uf x2 500V)なのですが、技術の進化でサイズが半分くらいになってます。

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このプリ部の電解コンデンサのケーブルが短すぎて、サーキットボードを取り外すのに苦労しました。
無理にやると切れてしまいそうで。。。
検討した結果、先ほど説明したハンダのマニキュアを少しでも残すため、あまりやりたくないのですが継ぎ足し配線することにしました。



あともうひとつ重要なのが、このバイアス回路に行く電解コンデンサ。

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これも相当くたびれちゃってますね〜いままで頑張ってくれてありがとうね。
ということでSprague ATOM 8ufの150v耐圧に交換です。

もともと10ufが搭載されてましたが、今回8ufしか手に入らず。。。
でも、もともとの設計では8ufだったようなので、まあ問題ないと思います。


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また、この電解コンデンサをつなぐ抵抗が、オリジナルの設計図上では本来15Kであるところが、なぜか22Kに変更されてました。
なんででしょう???
赤いマニキュアもとれてますし明らかに前のユーザーさんが交換してますね。
ここを本来の数値である15Kに交換しました。
ここは音の信号が通るところではなく、バイアスの電流回路なのでカーボン抵抗(1/2W)ではなく、長期的に耐久性のある金属皮膜抵抗(1W)に交換しました。

カーボンは+-5%くらい誤差はありますが、その次の47k抵抗は経年劣化で50kくらいまで抵抗値上がってしまってて、結果としてバイアス調整ポット(27k)も時計回りに振り切ってもバイアス電流が適正値にならなくなってしまっていたので、ここを思いきって30kまで下げることにします。ここも金属皮膜抵抗に交換しました。

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初段のバイパス電解コンデンサ(V1 Cathode Bypass Cap)も交換です。



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250ufの6Vが搭載されてましたが、Philipsの220uf/45Vにしてみました。
ほんとは105℃に耐えられるのがよかったんですが85℃でも大丈夫かなぁ。
ここは音に影響あるところなので、様子みて変更するかもしれません。
ここの値が大きいと低域が出るみたいです。

まあとにかく電解コンデンサは、全取っ替えするのが精神衛生上よいですからね。

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さらにポラリティスイッチからアースに落ちるところにある0.05uf 1000Vコンデンサも写真では上手く撮れませんでしたが表面に白い粉が出ちゃってて危ないので交換です。

Malloryの0.047uf 600Vにします。

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あと70年代初期のマーシャルには、パワー管にスクリーングリッド抵抗が搭載されてません。
現代の真空管を使うにはこれはあった方がよいみたいなので、追加しておきます。

5W耐圧の1KΩのセメント抵抗です。4番ピンと6番ピンにさくっとつけました。

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さらに5番ピンにGRID STOPPER抵抗(5.6k 1/2W カーボン抵抗)をつけると発振が押さえられるということのですが、特にこのアンプは発振で困ってないので今回は見合わせます。


ついでに電源ケーブルも経年劣化でヘタってますので全交換しました。
おいどん愛用のベルデンの19364に交換。ドレイン線はプラグ側のみに接続です。

メッシュで保護してプラグもマリンコ8215にしました。


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さらに、ビンテージマーシャルのインピーダンスセレクターはパコっと引っこ抜いて差しこむだけ・・・というとっても不安な構造になっており接点不良の危険があるため、16Ωアウトプットを大至急直結しました。
おいどんは16Ω以外は使いませんからね。
ついでにアウトプットジャックもヘタってたので交換です。この辺は消耗品ですね。

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さらに、今回ネットでいろいろ調べてたら発覚したんですが、1970年代初期のマーシャルの一部に工場出荷時からの配線間違いがあり、この白い線は本来はスタンバイスイッチに配線されなくてはいけないとのこと。

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たしかにこの配線だと、スタンバイスイッチがオフでも電源オンと同時にバイアス回路に電流が流れてしまってますね笑。
なんと40年以上もこのままだったとは汗。
というわけで、大至急配線をやり直しておきました。

日本語でこのことを解説してる記事は見かけなかったので、70年代初期のマーシャルをお持ちの方はご注意くださいね。


最後にヒューズを、スローブローの3A/250Vと、スローブローの500mA/250Vに交換しました。
3Aの方はクライオ処理されてるやつにしてみました。

スローブローとファーストブローで音が違ったりもするみたいなので、この辺も今後検討してもよいかもですね。



それではパワー管を交換し、自作のバイアスチェッカーでバイアス調整をしていきます。


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このバイアスチェッカーの作り方は・・・まああまりマニアックになりすぎるのもアレなので今回はやめときますか笑。
赤がプレート電圧、緑がカソード、黄色がグリッドバイアス、黒はアースです。



これまでパワー管はグルーヴチューブのを愛用してましたが、今回はエレハモにしてみます☆



では、いよいよバイアス調整です。

手順と注意事項をしっかり守らないと、アンプを痛めてしまいますので要注意です。


【1】ダミーロードをスピーカーアウトへ装着。おいどんは愛用しているFRYETTE POWER STATION2へ接続しています。

【2】アンプの電源を入れる前に、バイアスチェッカーを真空管にはかせ、黒にテスターの黒を、赤にテスターのプラスを接続。

【3】アンプの電源をオン。2〜3分して真空管があったまってからスタンバイスイッチをオン。

これでプレート電圧を計測です。

1_20180130105952285.jpg

366Vですね。
USA仕様の120Vを、日本の100Vであえて使用してるので、まあこんなもんでしょうかね。

ここでプレート電圧をもとに、適正バイアスの値を計算します。


【適正バイアスの公式】

プレート損失MPD=25W
SCREEN=5W
25W + 8W=33W

LOW
(MPD x 500) / Plate Voltage

HIGH
(MPD+SCREEN)x636 / Plate Voltage

LOW 25×500 ÷ 366 =34.1
HIGH 25+8 × 636 ÷ 366 =57.3

というわけで、プレート電圧366Vの場合は、34.1から57.3の間が適正値となります。
この間で、好みのサウンドにすれば問題ないですよってことですね。

バイアス調整抵抗をトランスから見て反時計回りに回しきって絞った状態から、少しずつ上げて行って適正値の中で好みのサウンドになるところに調整します。
(※バイアス調整の抵抗の回す方向はアンプによって異なるかも知れませんのでご注意ください)


【4】カソードを計測する前に、アンプの電源を切ってからテスターの黒はそのまま、緑にテスターのプラスを接続。


【5】すべてのつなぎかえの作業は、いちいちアンプのスタンバイと電源を切ってから行い、各真空管1本ずつ計測して、もろもろ良い感じになればOK!ということです。
バイアスチェッカーには1Ωの抵抗が入ってるので、「オームの法則」により、テスターで電圧、mVを調べればそれはカソード電流mAと同じになるのですだ。



左の1番真空管が44mv

右の 2番真空管が55mv

と表示されてますが、実はふたつ作ったバイアスチェッカーの1Ω抵抗が、テスターで計測したらそれぞれ1.4Ωと1.2Ωと誤差があったので、いちいちこの数値で割らないといけません。面倒ですが仕方ないですね。。。

で、なんども調整しつつ、こんな感じになりました。

3_20180130105955160.jpg


44/1.2=36.6

55/1.4=39.3

という計算になります。

適正値のLOWくらいですね。
もうちょい上げてもよいかもですが、ここから実際に弾きながら好みのところで微調整です☆



マッチドペアと言っても完全に一致することはめったにありませんし、こんなもんは弾いてるうちにどんどん変わってきますから、だいたいでよいと思います。

要は適正値の範囲で使うと、真空管やトランスなどに悪影響が少ないですよ〜というだけの話ですから。

ネガティブボルテージもマイナス30V。
もすこしあってもいいですが、まあ問題ないでしょう。

こんな感じでバイアス調整完了!



ROSEMARY.jpg


インスペクションシートも透明シートで保護しました。

70年代のヴィンテージマーシャル愛好家の間で都市伝説のようになっている話があるんですが、
アンプ内部の製造工程を確認するタグに、Rosemaryという女性のサインがあると音が良い!というオカルトめいたお話です笑。

このBACK PANELの横のサインがどうやらRosemaryさんのようです。

Bassとか10〜8とかぐちゃぐちゃっと書いてるのは意味不明ですが、
Marshall 1987LEADの回路を少し変更するだけで当時発売されていた1986 BASSに変更できるんです。

なので、このLEADはいろいろな持ち主に使われてきた中で、一時BASS仕様にて使用されていたのかもしれませんね。
そのときに、LEADの文字を消してBASSにしたのかもしれません。
なお現在は普通のLEADの回路に戻っています。


自分が生まれる前の1971年の10月19日に、Rosemaryさんという美しい女性がイギリスのMilton Keynesでこのアンプを組み立ててくれたんだなぁなんていう妄想しつつ、こんな風にいろいろ推理してみるのも面白いですよね☆

伝説のRosemaryさんの祝福を受けたこのMarshallが一体どんなサウンドなのか、ぜひライブに聞きにきてくださいね(^○^)


3_20180202111906475.jpg

6_2018012511155547f.jpg

THANKYOU.jpg


こんな感じで、71年製マーシャル50wさんには、まだまた現役で頑張っていただきますよ〜(^○^)



【注意】
こちらの内容は、電気の基礎知識がない方には非常に危険です。
むやみにギターアンプの内部をイジることは、よい子は絶対にしてはいけません。
自信がない方はリペアショップに出してオーバーホールしてもらいましょう。
  1. 2018/01/23(火) |
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