あっきーブログ

AZRAEL MOONCHILD 完成!



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アズリエルの新作がついに完成しましただ!


タイトルはMOONCHILD。


前のブログにも書きましたが、今年はおいどんギター弾き始めて30年!


初心に帰るつもりで、朝早く起きてイングヴェイを練習したりした2018年でした。

おいどんギタリストとしては、センスも才能も平凡かもしれませんが、
ギター大好きで30年ぐらい一生懸命やってたらいちおうこのレベルくらいは出来まっせ!という、
今の自分の精一杯のプレイを吹き込むことが出来ました。


AZRAELに加入してもう5年になりますが、それこそ家族ぐるみのような感じでお付き合いさせてもらいながら、メンバー全員であーでもない、こーでもないとコツコツと作って行ったアルバムです。
ほんとにバンド全員でアイデア出し合って作ったということが最も嬉しいことですね。

長い製作期間で、もちろんスベった転んだいろいろありましたが、ある程度言いたいことを言い合える仲であるということはとても大切だと思いますし、リーダー安田さんを中心に、全員が同じ方向を向いているメンバーだからこそ、ここまで到達できたかなという感じです。

そして特筆すべきは、やはりミックス、マスタリングをベースのYASU=やすこがすべてやってくれたこと。
彼が頑張ってくれたから、何度も微調整をリクエストできたし、全員が納得できるサウンドになりました。
ほんと控えめに言ってやすこは超天才と思います!!
やすこありがとう!!!



そしてやはり、AZRAELと言えばボーカルのアキラさんなのですが、ほんとに石原晶というボーカルさんは、おいどんは「ハイトーン界のアジアの至宝」と思っております。

彼の持ち味のハイトーンとコーラスワークを、やすこがこれでもか!というくらい引き出すミックスをしてくれました。



ライブハウス行くと、よくアキラさんを崇拝するヴォーカリストに出会います。
ついこないだちびらりの目黒ライブステーションで対バンしたCerebellar Rondo のVocchangくんもその一人で、物販席でいろいろ話してたんですが、

「君を見ているとオレの良く知ってる人を思い出すよ!」と言ったら、

「はい!勝手にアキラさんのスタイルをパクらせてもらってます!」なんて言ってたので、

「そうか!じゃあ君も石原一門だな!」と笑。

まさに石原晶ファンのみなさん、そして彼に憧れる「石原一門」は、大至急必聴!のアルバムになっていることを、ここに断言いたします。



また、ちびらりでいつもおいどんのギターを聞いてくれてるみんなも、いかにもおいどんらしい楽曲が一曲収録されてますので、ぜひ聞いてもらいたいなと思います。

ブログにも書いたRoland D-50が炸裂した、せつない曲です。



AZRAELは野球に例えると、それこそ今年の甲子園を沸かせた金足農業高校みたいなバンドだと思います。

天才ピッチャーを平凡な努力型メンバーで支えてます!みたいな。

だからこそ、メロディや楽曲の質に特にこだわり、長い時間をかけて推敲に推敲を重ねて作品を作ることしかできないのです。


なので、大変長らくお待たせすることになってしまいましたが、長い制作期間を経てやっとみなさんに聞いていただけるようになり、ほんとに嬉しく思っております。



またこの場を借りてお礼を言わせていただきたいのですが、一体何年かかるんだっていうくらい長い間うちらの製作期間をニコニコと見守ってくれた、所属レーベル・ブラックリステッドの大西社長、本当にありがとうございました!

※今回のアルバムのスペシャルサンクスのクレジットは、待っていただいたファンの皆様だけを表記したいというメンバー全員の意向で、大西さんのことすら書いてないのです笑。


そんなこんなで、、、


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ベクストン先生のジャケットがやっと完成したので、それ以外のブックレット製作をセコセコと頑張っております☆
実際に印刷してケースにはめて見てレイアウトを確認したり、楽しい作業です♪(こっちは本業ですから笑。)



というわけで、発売まであと1ヶ月ちょっと、しばしお待ちください!!!


ちなみにAZRAEL OFFICIAL SITEも、スマホから見やすくリニューアルしました!(こっちも本業)
http://www.azraelmusic.com


またこのブログでも、おいどんなりにいろいろ記事を書いて行こうと思います☆

  1. 2018/11/09(金) |
  2. 日記

走れ!ホーネット!

みなさま日々の生活お疲れ様さまです。

あっきーです☆


おかげさまで大盛況に終わった5月のAZRAELライブから、レコーディング作業もほぼ終わり、いよいよ歌入れを少しとミックス、マスタリングを残すのみとなりました。




そんな折り、弟の初盆を目前に控えてふと実家に帰りまして、




両親から命じられるがままに久しぶりに屋根裏の物置きを整理していたところ、




すっかり記憶の彼方へ葬られていたこの子を発掘いたしました!







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ホーネットです!!!





オーネットではありませんよ?




タミヤ ホーネットです!!!








コロコロコミックを読み耽っていた小学校高学年のあのころ。

みんなラジコンに夢中でした。

街の模型屋さんのショーウインドウにラジコンの箱が飾ってあって、
トランペットを眺める黒人少年のように、憧れの眼差しで見つめていました。



テレビ東京のタミヤRCカーグランプリも毎週見てました。


今思えば小倉智昭さんがナレーターだったんですなぁ。



ホーネット、グラスホッパー、ホットショット!なつかしいです。



ラジコンは当時で本体が10000円、プロポが15000円、バッテリーが6000円くらいしてたと思います。

合計30000円以上ですよ!



とても小学生のお小遣いでは買えません。



そのため、毎日家の皿洗いをお手伝いして、お給料一回100円をもらってコツコツ貯金しました。


お年玉とあわせて、いつか絶対買いたいなぁと。


汗水垂らして働いて、夢のために一生懸命お金を貯めたんです。


そして、ある程度お金が溜まったら、あとは親がお金を手伝ってくれて、タミヤ ホーネットをフルセット購入してくれたんです。


嬉しかったなぁ!!!



フルセット買ってもすぐ走るわけでなく、プラモデルのように組み立てなくてはいけません。


難しいところはお父さんに手伝ってもらいながら、3日くらいかけてじっくり完成させました。





走らせた時の感動と言ったら!!!







当時何種類か発売されている中でホーネットとグラスホッパーで悩みましたが、おいどんは、やはりブラックボディの印象の強いホーネットを選んだのです。


当時から好みは一貫してますな。


どうですかこのカスタマイズ!
80年代のかほりがプンプンしますね。
基本的なデザインセンスはこの頃から変わってないんですね自分、、、汗。


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たわば!って、これは週刊少年ジャンプの北斗の拳を切り抜いたんでしょうかねぇ。。。




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アシュラマンやゼルダの伝説のシールとか切り抜きもあります。













このホーネットを、いちばん最後に走らせたあの日のことを、今でも覚えております。






東京では公園で大切に大切に走らせてました。




ともだちと一緒に走ったりして楽しかったなぁ。。。






そして、その夏がやってきました。







夏休みに弟と、おじいちゃんとおばあちゃんのいる佐渡ヶ島に帰省して一緒に走らせてたのですが、




そこがちょうどおじいちゃんの田んぼのすぐそばの、用水路の横の小道だったんです。




その用水路の小道を全速力で走り抜けるホーネット!





弟は自転車でそこらへんを走りまわり、ラジコンを追いかけたりしてました。




楽しかったなあ。




タミヤの伝家の宝刀「オイルダンパー」の効きも素晴らしく、




まさに蝶のように舞い、蜂のように刺す!




素晴らしい走りでした。







田舎なのでどこまでも走らせることができます。




ラジコンの電波が届かないくらい遠くへ行ったので、反転すべく華麗なターンを決めました!



さてホーネットはこちらへ全速力で走っています。



おおっと!



ふと気がつくと、だんだん道をそれて横の用水路に落ちそうになっているではないですか!






これは大変です!




大至急ハンドルをきらなくてはなりません。






ここで、みなさまご存知の通りバツグンの知能指数で知られる我が頭脳ですが、






さすがにこのときばかりは、いささかの混乱をいたしました!






ホーネットはこちらへ向かっている。




こちらから見て右側には用水路がある。







いま、ホーネットは全速力でこちらへ向かって走行しながら、

右側の用水路に落ちようとしている。






さて、問題です。

ハンドルは左右どちらに切ればよいでしょうか?







こんな難しい問題、一体誰が正解できるでしょうか?








さて正解は、、、

右側にハンドルを切る!です!







がしかし!




おいどんのプロポは当時全盛期だったスティック型。



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レバータイプなので、一瞬混乱しました!








えと。






右?






左?










はい左っ!!!












というわけで、










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見事、ホーネットは用水路へダイブ!!!笑。








その瞬間を、スローモーションでハッキリと記憶しております。










ああっ!ホーネット!!!(絶叫)






命より大切なホーネットがっ!!!(号泣)
















バカ!





オレのバカ!!!







山盛りバカっ!!!












どうして左に切っちゃったんだっ










おいどんもすぐに用水路へダイブ!!!













沈みゆくホーネットを緊急救出いたしました!















この不慮の事故により完全に水没したため、







電気系統がショートしたらしく、走行不能になってしまい、、、







泣きながら家に帰りました、、、


















心が、、、折れていた。。。

















あっきー少年のラジコンライフは終わりました。




















で、









あれから30年以上、実家の屋根裏の物置きに眠り続けていたのです!!!








あれから30年ですよ!







今の自分なら、直せるかもしれない!!!










というわけで大至急ピットイン。








車内には、30年前の干し草がところどころに残っていました。





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これはすごい笑。
当時はハンダ付けなんて出来ませんでしたし、熱収縮チューブも絶縁の意味もわかってなかったんですね笑。
まあ走ればいいや!ということだったんでしょう・・・今の自分ならきちんと出来ます☆


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オイルダンパーにオイルを補填しました!なつかしい〜
ピストンをちょこちょこ動かして、こうしてしばらく放置して空気を抜いたりするんですよね。


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スピードコントロールを保護していたゴムは、経年劣化で固まってしまってました。
接点を紙ヤスリで磨いて綺麗にしました。


プロポは単三電池を八本も使用するんですが、これを電池の接点がサビていたので紙ヤスリで綺麗に。


その他もろもろ綺麗に綺麗にしてみました。








ここで、おそるおそる電池を入れてみたところ、




なんと普通に動きました!





30年間の乾燥期間を経て、問題なく動作しています!!!







あらためて、タミヤ模型、そしてフタバ工業の技術力に感動です。








すごいなあ日本の技術。。。






動作確認をしたところで、ギアボックスにグリスを塗りましょう!


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そして、当時憧れていたフルベアリングに!!!

当時は高価すぎて、選択肢にもならなかったような、、、

どうやらミニ四駆ブームのおかげで、安くなったみたいですね。




30年の時間が流れているわけですねぇ。。。








今年の夏、佐渡ヶ島にて、弟の納骨と初盆となるんですが、


この同じ場所で、


コイツを思いっきり走らせてやろうと思います!







お坊さんに念仏唱えてもらうのも供養なんでしょうが、




おいどんはおいどんらしく、弟が喜んでくれたらいいかなと。













また水没したりして笑。






























  1. 2018/07/17(火) |
  2. 日記

AZRAELライブ無事終了ですだ〜☆

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オーバーホールしたマーシャルも元気に鳴ってくれました。

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先日ブログに書いたMAXON PDM-1は不調のためベンチに。。。安定のMXR FLANGERでVAN HALEN風に行きました。

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物販席の様子。はやくニューアルバムも並べられるといいですね。。。



AZRAELライブ、無事終了しました〜
ご来場いただいた皆さん、対バンの皆さん、誠にありがとうございました☆

そしてイベントの主催として、うちらオッサンバンドを引っ張り出してくれたYASU率いるGRANDFINALEのみなさんも、本当にありがとうね。


YASUはAZRAELのオッサン連中の中だと年下のかわいがられキャラなんですが、GRANDFINALEを率いて、さらにはイベント主催として切り盛りする姿を見て、とても頼もしく感じました。

おいどんもちびらりメンバーとして主催ライブというのを何度も経験してるのですが、こういうイベントの仕切りって本当に大変なんですよね。。。

まあ、イベントの仕切りをいちばん頑張ってるのはほとんど伊達さんで、おいどんはその横で旗振ってるだけですが笑。





まあとにかくそんなこんなで、AZRAELは2年半ぶりのライブということで、今回初めてご覧になる方も多かったのかもしれませんが、




うちらのキャッチフレーズは



AKIRAの天空を舞うハイトーンと、
リーダーの地を這うようなMC




これなんですよ笑。





今回もリーダーは、2年半ぶりのライブということで、相当なプレッシャーと戦ってらっしゃいました。

やはり、うちらのライブを楽しみに来てくださるお客様の期待に応えなくてはならない。

楽しみに来てくださっている方の期待に応え、
そしてさらにそれ以上のパフォーマンスをお見せすることが、
チケット代をいただいている以上「プロ」としての責任です。

「MCのプロ」として、ライブ前の楽屋ではリーダーは極度の緊張状態の中、必死にメモ紙に何かを書いてらっしゃいました。






それは、「MCのセットリスト」でした笑。







AZRAELのMCでは、ありとあらゆるネタを吟味し、厳選された素材のみを使用しています。


それは、ライブに来ていただくお客様への約束でもあるのです。



一切の妥協を許さず、ハイクオリティなものを追求してゆく。



リーダーのMCにかけるそのひたむきな姿勢に、



我々メンバーも絶大なる信頼を寄せ、心を一つにしてライブ本番へ臨んでいるのです。








本番直前、リーダーからメンバーへ「全員集合!」の号令がなされました。






メンバーは、さっと整列してリーダーからのお言葉を待ちます。








「では発表する。今日の最初のMCは、、、」














おひさしブリ〜フ!








これで行こうと思う!














このネタに、よく漫画とかであるような



ドッ!



という大爆笑が笑。






リーダーさすがです!

このネタなら、2年半待ち続けてくださったファンの皆さんへの感謝の想いを、たった一言で表現できます!笑。










うむ。



そして、


オレがおひさしブリ〜フ!と言ったら、



佐川、オマエはダカドン!とフィルインで入って来い。



そして




ジャーーーーン!と合わすぞ。





キーはEがよいかな?



いや、Gのほうがエエかな。






そして、続けざまに、






2年半ブリ〜フ!






これで、追い打ちをかける。







同様に、佐川はフィルインから、Gで。









メンバー「はい!わかりました!」








ということになったのですが、












あれ?リーダー!

そういえばきたたくさんがいません!




とオレが気がついたのですが、






そしたらYASUが、






きたたくさんなら、さっきリュック背負って出て行きましたよ笑。






という謎の目撃情報が入り、









リーダーが







「そうか。とうとう出て行ったんだな。。。もうアイツのことはイイ!ライブに集中しろ!」






ということになったのでした笑。








そして以下、ライブ翌日のAZRAELメンバーLINEでのやりとりです。


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っていうか、きたたくさん、

おつかれブリ〜フってなんやねん!笑。





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と、まあこんな感じでオッサンバンドとして楽しくマイペースにやっておりますので、



今後ともゆる〜く応援よろしくお願い致します笑。







ちょっとウケたのが、



ライブ後、ファンの方から



「がんばってください!」とか言うならわかるんですが、





「長生きしてください!」って笑。




  1. 2018/05/28(月) |
  2. 日記

MAXON PDM-1 (復活?)

これまでさんざんブログに書いてきたように、

これまで電子工作について自分なりに勉強に勉強を重ね、ここまでやってまいりました。



その道のりはまさに、



トライアンドエラー!



サーチアンドデストロイ!



試行錯誤に時代錯誤!



その繰り返しでございました。





まさに長嶋茂雄監督おっしゃるところの「失敗は成功のマザー」という名言がピタリと当てはまるかのような、




そんな苦難の歴史でもありました。




最初は中学の技術家庭で習った程度のハンダ付けしかできなかった自分が、

シールドを自作したり、ギターのピックアップ交換などで修行を積み、

やがて簡単な歪み系エフェクターなどを自分で作れるようになり、

今こうしてシンセサイザーやギターアンプやエフェクターなどを、なんとか自力で修理することが出来るようになりました。








おいどんは思うのです。




人は何歳になっても、学ぶことが出来ます!








と、同時に、もう一つ思うことがあります。





ブログに書いておかないと、すぐに忘れる!笑。






現に、ついさっきも、「あれ?マーシャルアンプのスクリーングリッド抵抗って、オレやってたっけ?」と突然心配になり、
大至急検索したらまたやっぱり自分のブログが出てきて、「ああやってたよよかった〜!これで真空管への負担も軽減されるはず!」と自己満足していたところなのです笑。

そして、いつでもネットでいろいろな情報を得られることに感謝の意を込めて、僭越ながら自分の実体験も情報共有させていただきたいなと。



そんな思いを込めまして、またまた修理ブログです☆









まあそんな感じで、


いろいろやってきまして、


それなりの修理実績をふまえて、







つ・い・に!




時は来た!!!








ということで





2008年に壊れたまま10年も放置していたこの子を、いざ修理ですだ!


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以前のブログはこちら








MAXSON PDM-1 モジュレーションディレイ


壊れてしまったので10年前にメーカーに出したら、あまりにも古い機種なので修理不可能と戻ってきてしまったのでした。。。


仕方がないので、tc.electronicのG-FORCEとか、DIGITECHのTSR-24のラックで代用してました。

最近ヴィンテージマーシャルに目覚めてからは、アナログの良さを求めて70年代のMXR FLANGERを愛用しているのですが、

フランジャーフェチの自分としては、このMAXON PDM-1は、どうしてもコレクションしておきたい名機です。



もともとおいどんが高校生のとき、一緒にバンド組んだ友達が使ってて、

うわ〜すげえなぁ!いいなぁ!と思ってたんですが、

当時でも2万円以上してた高級機種で欲しくても買えませんでした。



そのあとLUNA SEAのSUGIZOさんが愛用して、いつのまにかものすごいプレミアになってさらに買えなくなりました笑。




このLUNA SEAのSLAVEという曲のド頭イントロ、
まさにこれが、まごうことなきMAXON PDM-1のフランジャーサウンドです。





じゅわ〜〜〜とジェット音をあげつつ、ほげぇ〜〜〜ってうねりながら駆け上がっていく、


このサイバーなジェットサウンド、これぞ、まさにPDM-1なんです。





VAN HALENが愛したあのアナログならではの熱風ハリケーンのようなサウンドは、やはりMXRの方にあります。

しかしこのデジタルならではの無機質で湿度のある、うねりをあげて舞い上がっていくサウンドはPDM-1なんですね。

どちらも甲乙つけがたいです。








さてさて、前置きが長くなりましたが、

壊れてしまったPDM-1、症状としてはディレイ音は出るのですが、

フランジャー設定にすると、ピーというノイズになってしまう、という状態です。




ディレイ音は普通に出るので、なんとか治せそうな予感はあります。





とりあえずプリセットを工場出荷時にする、リセットを試みます。




VALUEの下ボタンを押しながら、アダプターを接続。


ダメですね。


では、こういうビンテージの古い機材を修理するときの、自分なりの手順に従って、順次作業していきます。




まずは三枚におろします。

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そして、なにはともあれ、まずは



【第一項】ハンダ割れのチェック!

基盤のハンダをすべてチェックして、ハンダ割れ、ハンダクラックを徹底調査します。


以前、Digidesign PROCONTROLを修理したときも、これがポイントでした。

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このように割れてると電気がうまく流れずトラブルになります。

また、ハンダの山も

テカリがあって、富士山のようにもっこりしてるのが「良いハンダ」

テカリがなくて曇ってて、なんだか元気なさそうなのが、「あやしいハンダ」です。


何事も、

シンプルで美しくて元気良さそうに見えるものは、良いもの。

ごちゃごちゃして汚くて元気なさそうに見えるものは、悪いもの。

電気の世界でも同じなんですね☆




というわけで、あやしいところを再度ハンダして美しく補強していきます!


基盤に熱を与えないように、少しずつ、ささっと、やりましょう。


あと、ダイオードが壊れてないかもチェックしときましょう。

ダイオードは電流を整えて一方通行にするものです。
テスターで計測して順方向で0.6Vくらい、逆だとつながらない、というのが正常。

調査したところ、ダイオードは問題なさそうです。



さて次です!



【第二項】電解コンデンサの全交換!

マーシャルアンプの時も書きましたが、電気を蓄えて交通整理をしてくれる電気コンデンサは、他のパーツに比べて寿命がかなり短いのです。しのごの言わず、問答無用で全交換です!


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電解コンデンサは、このような筒状のパーツです。この横に10uf / 16Vとか、書いてあります。
ざっくり言うと10ufというのは電気を蓄える量のこと。

16Vというのは、そのボルトまでは耐えられるよということ。
この10ufなどの数字、単位が同じものを、秋葉原で買ってきて、交換するのです。
ちなみに電解コンデンサには、極性があり、基本的にはマイナス側に黒い線が書いてあります。(例外もあり)

秋葉原の千石電商とか秋月電子とかのパーツ屋さんに行けば、この電解コンデンサたくさん売ってますから、同じ数字のを適当に買ってくればよいです。

オーディオグレードというのもあるのですが、ピュアオーディオの世界と異なり、ギターのエフェクターの場合にはオーディオグレードが必ずしも好みの音質ではない場合もあるのが、これまた面白いところですね。

ある種の雑味があった方が、音のコクになったりもするみたいです。
ですが、とりあえずオーディオグレードしか見つからなかったので、今回はオーディオグレードのにしてみます。


あとついでに内蔵電池も交換。
定番のCR2032です。



ハンダ付けで要注意なのは、ハンダコテを当てすぎて熱くさせすぎないことです。

基盤には熱に弱いパーツがたくさんありますので注意です。


イメージとしては、パッと数秒ハンダコテあてて、ハンダ吸い取り線でじゅわっと吸い取り、パッと取り付けが理想です。


古いハンダはなかなか溶けにくいので、あらかじめ新しいハンダを少し流しこんで誘発してやるとやりやすいかもです。


細いハンダこてで、じーーーーーっと当てるより、太めの熱いハンダでさくっとやる方が上手くいくかもしれません。





さて、そんなこんなで、電解コンデンサ全交換完了!



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そしてもう一度工場出荷時にリセット!











お?



治りました!





が、ちょっと不安定、、、




しゅいーーん、、ひーーん、、と途中でウネリがおかしくなってます。




ある程度は治ったんですが、まだパーフェクトというわけではないようです。










はい次!




【第三項】オペアンプ交換!

あんまり多くはありませんが、オペアンプも過電流とかでダメになる場合があるようです。

ですので、ひとつひとつ交換してみましょう。

基盤上にあるオペアンプの、全く同じ型番が手に入ればいいんですが、

時代が経ち過ぎていて生産完了の場合には互換するものを探さなくてはいけません。



で、とりあえずてはじめにJRC062D(赤矢印)を交換してみたところ、



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うーん、、、治ったり、治らなかったり、、、やはりまだ不安定。。






やっぱり、たまにおかしい挙動になります。





さらにそのお隣のMITSUBISHI M5218をNJM4550に交換してみましたが、これは違うみたいだなぁ、、、


ディレイタイムが速くなってしまう。しかもディレイタイムが変えられなくなってしまった!
まあディレイとしては使わないからいいけど、、、

そこで別のところのミツビシもNJMにして、

ここにその交換したミツビシを入れ替えてみよう、、、







とかいろいろやってたら、









なんとなく治りました!!!笑。







もう古い機種なので、特定の箇所が原因というよりも、

いろんな電解コンデンサとかオペアンプとかハンダ割れとかの複合的な要因だったのかもしれませんね。



フランジャーの揺れが不安定なのはオペアンプが怪しいかもです。

写真撮るの忘れましたが、
オペアンプはソケットで交換できるようにしたので、
なんだかフランケンシュタインみたいな配線になってます笑。




まあこんな感じで、

ちょっと経過を見つつではありますが、、、





とりあえず





ウネリながら駆け上がっていく、ジェットサウンドが、なんとなくではありますが10年ぶりに復活!!!








せっかくだから、こんどのAZRAELのライブでも使いたいなぁ!!!








しかしライブで使うにはトゥルーバイパスじゃないので音が劣化するので、ループに入れるしかないなぁ。。。








というわけで、、、







自作でループを作ってみました!!!





こんな感じです。


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もう、MAXON PDM-1にしか使えない、専用の1ループです!笑。



省スペースで作らなくてはならないため、プラグは日の出製作所のものを使ってみました。





もう少し様子見て、いけそうだったら、AZRAELの次回ライブで使ってみようと思います〜(^○^)












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なお、AZRAELの次回ライブはソールドアウトになってしまったそうなので、、、汗




当日券もあるのかもしれませんが、、、




またNEW ALBUMが発売したらあらためてライブをすると思いますので、そのときまたよろしくお願い致します〜




チケットお取り置きしていただいた方、ぜひ会場で大盛り上がりしましょうね!!!
  1. 2018/05/08(火) |
  2. 日記

AZRAELレコーディング!

もうかれこれ2年以上ライブとかしていませんが、、、

国産メロディックスピードメタルの重鎮・AZRAELは、重鎮らしくの〜んびりとレコーディングしております笑。



2012年のちびらりの「鈍色の街」と「シヲン」のときはAxe-Fxをメインにレコーディングしましたが、
現在進行中のAZRAELのRECはリアンプという作業をしてMarshallヘッドをメインに活用しています。


具体的にはギター→Axe-Fx→DIGIDESIGN 96 I/Oと接続し、
ProTools HD 10.3.10にて、24bit 48kHzでレコーディングしています。



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シールドはすべて、自作のBELDEN 8412です。

8412は「方向性あり」で、信号が流れる上流の方のみにアースを落としています。
具体的には上流のプラグには、8412の黒をホット、白と網線のアースをコールドに。
下流には黒をホット、白のみをコールドに、アースは熱修復チューブで絶縁してます。
おいどんのエフェクターの配線もすべてこの「8412方向性あり」でやっています。


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Axe-Fxでは、内部で信号を分岐させて2つのアウトプットから出力。
OUTPUT1にチューブスクリーマーとマーシャルJCM800のモデリングのメインサウンド。

これをモニターしながらPROTOOLSのトラック1にレコーディングします。
トラック1のAxe-Fxの音も十分良いクオリティですから場合によってはそのまま使うこともあります。


OUTPUT2のSEND端子からは、ギターからの入力そのままのペケペケ音をそのまま出力してPROTOOLSのトラック2へ。
これを後にリアンプします。


PROTOOLS上にて、2トラックを立ち上げ、2音同時にレコーディング。


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そして・・・鬼のエディットです!笑。



何度も何度も何度も聞き返してベストテイクをつなぎあわせ、エディットしていきます。
前ノリにしてみたり後ノリにしてみたり、ほんの少し動かすだけでグルーブを決定するエディットは、実は弾いてるときよりも楽しいです笑。



エディットがおわったら、リアンプ作業です。


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リアンプは
PROTOOLS上からOUTPUTをAnalog 1-2ではなく、OUTPUT3など任意の出力を選択。

メインのサウンドは、

DIGIDESIGN 96 I/O(OUTPUT3)→RADIAL REAMP JCR→Boot-Leg Jaw Breaker→Marshall 1987→FRYETTE PS-2→Axe-Fx(REDWIREZキャビネットシミュレーター)→DIGIDESIGN 96 I/O(INPUT 1)

FRYETTE PS-2はダミーロードとして使用しています。

通常のライブと同じくMarshall 1987はクランチセッティングにして、Boot-Leg Jaw Breakerにてメインの歪みを作っています。

Boot-Leg Jaw Breakerのツマミは3つとも基本12時。

FRYETTE PS-2は、BRITEはEDGE、WARMはDEEPに設定。

リアンプ時のAxe-FxはRED WIREの1960キャビネットシミュレーターで使用。

SM57、AKG D112、の2種類でリアンプしてミックスします。
SM57は基本のサウンド。
AKGはすこしドンシャリ気味のちょっと空気感の違うサウンドをミックスです。

これをさらに微調整すべく、DIGIDESIGN 96 I/Oに戻ってPROTOOLS上でAUX TRACKにWAVES RENEISSENCE EQを立ち上げ、1kから8khzあたりハイ持ち上げたりして、微調整をしてレコーディングしています。

このデーターをミックスをやってくれているベースのやすこ(YASU)に送ってオケにあわせて最終微調整してもらってます☆




信号の流れがすんごい遠回りというか、まどろっこしいですが、いろいろ試行錯誤をして現在こんな感じになっております。



高校生のときに使ってた4トラックのカセットテープMTRからすると、

異次元のハイクオリティな環境が、こんなに低価格で手に入る時代になったんです。

テクノロジーの進化に感謝ですね☆



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リアンプ時の注意点としては、ProToolsのトラック上でクリップゲインで歪みの質、量が全然変わってきます。
ちょっと上げ気味にすると、Marshallが良い感じで歪んでくれます。

このクリップゲイン機能は、PROTOOLS 9くらいから実装された機能なのですが、リアンプ時にものすごく重要な機能ですので、常に意識して数値を変更しています。


<<MEMO>>
・リアンプはクリップゲインでボリューム上げ気味にすることで歪み量をコントロールできる
・Boot-Leg Jaw Breakerのコントロールは2時、12時、12時のときもあり。これもボリュームあげてブーストさせるため。
・ソロのときは2時、12時、3時にしたり、ブースターをかませたりいろいろ。
・Marshall 1987のコントロールは、PRESENCEは12時、VOLUME 1はできるだけちいさく、VOLUME 2は9時〜10時、その他は0



やすこ(YASU)の素晴らしいミックスのおかげで、DEMOのときの音質を遥かに超えるすばらしい完成度になっております!


こんな感じで、のんびり楽しくレコーディングしてますので、AZRAELの新作を楽しみに待っててくださいね☆




  1. 2018/03/19(月) |
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